授業料・・・その後 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。


今朝は10時過ぎまで寝ていた。


本当はご近所のMXコースに走りに行きたかったが、やはり昨日の針治療の疲れが出たようで起きられなかった。
それに通勤用のフォルツァを何とかしないといけない。MXごっこで遊んでいる場合ではない。


遅い朝食を食べ、新聞を読んでまったりしたあと、12時のNHKニュースを見終わってからようやく作業開始だ。


まずは、エキストラクターをたたき込むための下穴をあける。

作業には細心の注意が必要だ。
切り粉が飛んできても大丈夫なように安全メガネも用意。(笑)


木馬の四方山ばなし-goggle

いきなり大きい穴をあけるのは難しいのでまずはφ3のドリルで作業を進める。


木馬の四方山ばなし-drill

少しずつ焦らずに穴を深くし、貫通するところまで行った。
次に指定のφ4.5のドリルに交換し、さらに穴を広げる。


木馬の四方山ばなし-hole on bolt

いくつか買ってきたエキストラクタの中から運命をゆだねるものを選ぶ。

木馬の四方山ばなし-extracter

ハンマーでたたき込む。




そして覚悟を決めてエキストラクタをまわす。

まずは昨日購入したタップハンドル。


木馬の四方山ばなし-plutinapass

見るからに弱そうなのでかなり不安・・・・
それでもセットしてからひと呼吸。


エイっ!!


力を込めるまもなくハンドルがバラバラになった。


木馬の四方山ばなし-tap handle

駄目じゃん。
こんなんじゃ、本来のタップ立てすらできないぞ。(怒)


仕方ないので持っている中で一番でかいモンキーレンチを使う。

ところで、何で「モンキーレンチ」っていうんだろう???
ふとそんなことを考えた。


本来はエキストラクタをまっすぐ立てたままで、ねじる力だけを加えたいところだが、モンキーではどうしてもこじる力(もしくは曲げる)が加わってしまう点が不安だ。


そうは言ってもここまで来てあとには引けない。

覚悟を決めて力を入れる。



しかし、結果はこれ。


木馬の四方山ばなし-desapair

エキストラクラーの先端が埋まったままなのがわかるだろうか?


あっけないものだ。
エキストラクタって結構もろいのね・・・(T_T)



こうなるともうお手上げだ。
エキストラクタは俗にいうハイス鋼でできている。
こいつをドリルでもみとるなんて不可能だ。


絶望感に打ちひしがれる。orz



しかし、落ち込んでばかりもいられない。
こうなったら、ねじが切ってある部品、すなわちクランクケース交換以外はない。

だが、さすがにケース交換まで自分でやる気はない。道具だって足りない。

近隣のバイク屋の中では一番まともなところに電話を入れ、修理に持っていくことにした。


とりあえず、ボルトが1本位締まってなくても走ることは出来るので、タイヤをつけてリアフォークを装着。そしてマフラーを取り付けた。


木馬の四方山ばなし-boltless

自走でバイク屋に行き、状況を説明。
やはり右側のクランクケース交換になりそうだ。
ざっくり10万円+αコース。

とほほおほ(T_T)



高い授業料となったものだ。(号泣)




実は昨日、知り合いの紹介で今すぐにでもこれを買いそうになった。


木馬の四方山ばなし-XR230

程度はいいし、値段も安い。
すぐに走れる状態だ。
買う気満々だったのだが、諸々の事情で見送った。


結果的には正解だったかもしれない。
通勤の足にこれだけ出費せざるを得ない状況で、さらなる遊び道具にお金をつぎ込む余裕はない。(T_T)



店の人にどうせなら今のフォルツァを下取りに出して、新車を買ったらどうかと進められる。


新型のフォルツァが非常にすばらしいのは知っている。
しかし、通勤の足として使う分には今のものでも十分である。
それに06モデル、購入後2年半とは言え、すでに6万km走っている。まともに値段が付くとは思えない。

しかし、店の人がいうには下取りなら20万円出せるという。
だが、新型フォルツァで同程度のグレード、すなわちABS付きモデルをチョイスすると、乗り出し価格で68万円位する。
たとえ20万円の下取りが有ったとしても差額は50万円近い。
それにロングスクリーン、グリップヒーター、ETC、テールボックスなどオプション類をすべて移植できるわけではないので同じ使い勝手を手に入れるにはさらなる追い金が必要だ。


確かに新型車は魅力だが、ここはぐっとこらえて修理してもらう方向でお願いをした。
このフォルツァは10万kmまで乗ると心に決めたのだ。
このままあと2年は乗るのだっ!!


修理ついでにETCの修理もお願いすることにした。

バイク用のETC。
このフォルツァには早い段階で取り付けてあった。
しかし、
端子が途中で折れてしまったのだ。


木馬の四方山ばなし-etc

カードをスライドさせて出し入れさせるのだがカードの縁が引っかかってしまったのだろう。
しかし、カードが引っかかって端子が折れるなんて設計が悪すぎる。
1社寡占状態の「日本無線」がいい加減な商品を出している証拠だ。


ま、でもこの際だ。とことん直してこよう。


このバイク屋、バイクで行けばものの10分だが、電車で帰ってくるのは大変だ。
まずはバイク屋の軽トラックで駅まで人間を「ドナドナ」してもらい、あとはJR。


木馬の四方山ばなし-sekai no shasou yori

しかし、そこは痴呆都市の悲しさ。特にターミナル駅からは超ローカル線に乗る関係で結局、帰宅するのに1時間かかった。


ま、たまには電車もいいけどさ。(強がり・・・・)