今回のコンディションは終始、ヘビーレインだった。
したがってタイヤもレインタイヤ。
それも溝の深いタイプ。
JSBクラスのタイヤに関して言えば、ブリヂストンのレインタイヤは定評がある。
ダンロップのレインも悪くはないが、耐久性に若干の不安があるようだ・・・なんて話も聞いていた。
でもフタを開けたら、ダンロップのスペシャル・レインを履いたライダーがぶっちぎりだった。
優勝した山口。2位の大崎。序盤にトップに躍り出ながらすぐに転んでしまった、中須賀。まったく良いところ無く転んでしまった手島。
これらの選手にはスペシャル・レインが入っていたはずだ。
その意味ではランキングトップの中須賀は勿体ないことをしたものだ。ポイント上でのライバルであるBSを履く秋吉に対してタイヤでアドバンテージを持てる、数少ないチャンスだったのに・・・・
ブリヂストンのAクラスタイヤを履いているはずの秋吉がペースあがらず、伊藤もトップからは2秒オチのLap Time。
ほとんどコース上が「川」になっている状態ではダンロップの圧倒的な優位性が光っていた。
ちなみに赤旗に救われた形で優勝したモリワキの山口。
よ~く考えると、全日本の最高峰クラスでのモリワキの優勝って20年ぶりくらいではないだろうか?
500ccクラスの時代でも、樋渡や宮城は多分勝ったことないはずだし・・・
八代が勝ったかどうか?
ホントにいつ以来だろう?
森脇さんの嬉しそうな顔が印象的だった。
さんざん、雨に降られて全身ずぶぬれだったが、菅生での初めてのインフィールド撮影は新鮮だった。
おまけに初めてスタートグリッドにもちょっとだけ行ってみたしね。
4時過ぎには荷物を片づけて車に戻る。
着ているものはもちろん、カメラやレンズも全部が濡れている。
荷物を床におき、転がらないようにした上で、少しずつ開けておいた。
帰りの走行中はエアコンを入れるので少しでも乾くようにだ。
特にボディとレンズはいつまでも濡れたままにしておくとヤバイ。
さすがにパンツは着替えなかったが、ズボンとシャツを乾いたものに取り替えて帰路についた。
午後4時半頃、サーキットを出発。
4時45分頃村田ICから東北道へ。
この時間なら、出来るだけETC通勤時間割引を使おうと考えて、検索した。
順調に走れれば、割引をフルに活用できそうだった。
何しろ、単独行動だ。ガソリン代も高速料金も全部自前。
かなりの金額になる。
そこで、検索結果の通りに何とか走る。
途中、あだたらSAで軽い食事を取ったので少し遅れ気味で、最後のチェックポイントを20時までに通過できるか微妙だったが、幸いにして悪天候のおかげか?行楽渋滞もなく概ね順調。
全部で5枚っ!!もっているETCカードのウチ、4枚をフル稼働させて、通常6850円かかるところを4900円で済ませることが出来た。
ま、晩ご飯代は浮いたと言うことで・・・