クラッシュ | 木馬の四方山ばなし

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日曜日に行われたチェコGP@ブルノ・サーキット


MotoGPだ。



レース序盤にTopに立って独走態勢を築き始めたドカティにのるストーナーが突然、コーナーのクリッピング付近でクラッシュし、一度は再スタートを切ったもののそのままコースサイドにマシンを止めてリタイヤとなった。


http://www.ducati.com/od/ducatijapan/jp/news/detail.jhtml?newsId=24381


ドカティの公式サイトにあるケーシーのコメントによると、フロントから突然転んだとある。

しかし、動画配信の画像を見ていたボクの印象は明らかにリアからの転倒だった。
車載カメラによるアクセルワークのアップ画像もあったが、クリッピングを過ぎてアクセルをほんの少し開けた瞬間にリアから滑っていた。
PCで動画配信なのでわずか数インチ程度のスクリーンサイズでしか見ていない。
でもうどう見てもリアからの転倒だった。


思うに、どのMotoGPマシンにも搭載されているトラクションコントロールシステム。
これがうまく機能しなかったのではないだろうか?
何らかのフェイルなのかも知れない。


だとしたら公式コメントがこの事に触れず、事実と違う(とボクには見える)内容になっていることも理解できる。


飽くまでも私見である。
何の根拠もないが、ボクにはあれをフロントからの転倒と言いはっている時点で、何らかの不都合を隠しているようにしか思えない。


昨年はBSタイヤを履くのはドカとスズキ、カワサキであり、有力ライダーのロッシやペドロサはミシュランだった。

しかし、今年はBSユーザーが増えたため、マシンの進歩とケーシー自身の努力によって補わないといけない部分が増えたのだろう。


それに、単なるずりボテで済めば今回のような転倒となるが、一旦スライドしたタイヤがグリップを取り戻してしまうと前回レースのロレンゾのように伸身宙返りをするハメになる。
タイヤの性能が上がりすぎているのかも知れないが、かつてのGP500のライダーはほれぼれするようなパワースライドをしていたものだ。

GPライダーにはそんな世界最高の技術を見せて欲しいという思いが強い。

あるいはタイヤをワンメイクにしても良いような気もする。
ミシュランがBSに追いつけないのならば・・・・である。