とりあえず、実戦テストまでこぎ着けた
木馬スペシャル2
今週末の鈴鹿で実戦デビューだ。
今週末はいろんな意味でのテストである。
そう・・・8耐のためのプレテストなのだ。
確認項目は3つ。
その1:EOS1Dマーク3
露出異常がごく稀にでる現象に対し、原因不明だがボディ内の露出にかんするボードを総入れ替えしたという。
修理?から戻って、初の撮影だ。
果たして、あの変な事象がでるのかどうか?きちんと今後は信頼して使っていけるのかどうか?
その2:木馬スペシャル2
この冬の間から着々と構想を練ってきた一脚用の石突き。
初期モデルでの
全日本ロードレース@もてぎ
全日本ロードレース@筑波
フォーミュラ・ニッポン@もてぎ
におけるテストを経て、木馬スペシャル2として生まれ変わった。
おそらく改良の余地はまだあるのだろうが、そこそこのレベルまでは来ていると思う。後述の600mmとの組み合わせならばかなりの重量を乗せることになるのだが、これでOKならばとりあえずは実用範囲と言えるだろう。
その3:EF600mm
ついに意を決して、購入に踏み切った600mmのデビュー戦だ。
今週はフォーミュラ・ニッポンなので、はっきり言って500mmでも十分なのだが、あえてテストのために投入する。8耐のプレテスト兼プラクティスだ。
おそらく、スプーンや2コーナー、逆バンクでの金網越しのショットでは活躍してくれるだろう。
何はともあれ、急ごしらえのハンドル?で重くて大きいレンズをコントロールしきれるかの検証の意味合いが大きい。
夕べのウチにカメラ本体のバッテリーも充電し終えた。
持っていく荷物はだいたい準備したのであとは週末を待つのみ。
・・・・・と思っていたのだが、もう一つ検証項目が増えた。
木馬スペシャル・王様バージョン
プロト品は今ひとつだった話は先日、書いた。
http://ameblo.jp/mokuba-red/entry-10113342369.html
球の受け部をぴったりサイズにしすぎたため、グリスをつけても動きが渋かったのだが、穴の手前を直径で0.5mmほど大きくしてみた。完全に底まで拡げたわけではない。
穴の断面が普通の円ではなく、雪だるまのような2段になっていると思えばいい。
今日、知り合いが加工してきてくれた。
よくみると内面の球面に段差があるのがわかるだろうか?
試しに仮組をしてみる・・・・・
するとどうだ・・・っ!!
今度こそ、完璧だろう・・・
完全、ドライ状態でもするするだ。
これに摩耗防止のために若干のグリスアップをすればいけそうだ。
週末に間に合ったのでこれも合わせて実戦で検証してこようと思う。
友人の一人とも現地で合流する予定なので試して貰おう。
ちなみにこのプロト品は汎用旋盤でアウトラインを加工し、球の受け部はNCボール盤で加工してくれたらしい。
したがって、まともに値段をはじくと工賃だけでもすごい値段になるからと、お金を請求してくれないのだが、この改良版でOKならば、NC旋盤やNCボール盤での加工は必要なくなる。
アウトラインは汎用の旋盤で加工し、球の受け部は系の違うボールエンドミルを2種類使って2段加工すれば済む。
これならばいくらかは安くできるだろう。
プロト品はアルミの地肌のままだが、防喰のためにアルマイトをかけたいところだ。
加工してくれた知り合いとのところでなら、他の部品のついでに(硬質アルマイトは難しいが)装飾用のアルマイトならやってもらえそうだ。
友人たちが見たら、間違いなくこちらを欲しがるだろうから、いくらくらいなら出せるかを聞いてみよう。
知り合いの加工やさんは、「仕事の片手間だからいくらでもいいよ」と言ってくれるが、ある程度、適正な代価は支払わないといけないだろう。
まずは、鈴鹿でお会いする予定のKさんに感想を聞いてみよう。
早期受注?出来れば、うまくすれば8耐までに作ってもらえるかも知れないしね・・・・




