深く、静かに、ちゃくちゃくと進行中・・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

進行中である。

何がかって・・・????

もちろん、例のアレである。



北の大地へ向けての準備だ。


名付けて、


「久しぶりのほっかいどー上陸大作戦」
    副題:やっぱり北の大地はでっかいどー


である。


本州の・・・イヤ、関東近県のキャンプサイトはふざけんなと言いたくなるくらい高い料金を取るところばかりだ。
しかし、北海道なら、それほどでもないので、やはりテントと寝袋を担いで行きたい。

キャンプツーリングなんてそれこそ10年以上やっていないので、かつてのキャンプ道具も一体どこにあるのやら、皆目検討もつかない状態である。


散らかり放題の2階の部屋から少しずつサルベージしているところだ。


まずはコッヘル。


cohel

ちょっと重いけど、ステンレスのものだ。アルミのコッヘルはアルツハイマーになるので・・・
基本的に料理は作らないがお湯だけは沸かせた方が良いので大きい方をひとつだけ持っていく。


ナイフ。

knife

これは確かバックという有名なブランドのナイフだったはずだ。
アメリカ製だった記憶があるが、なぜかブラジルに出張した際に買った記憶がある。
出かけた先で調達したちょっとした食材を切ったり剥いたりできるのでやはり必需品だ。

ヘッドランプ&ランタン

ヘッドランプは高校の山岳部時代から使っているものを長い間しつこく使っていた。何度か断線したがそのたびに半田付けをし直して修理したものだ。

しかし、ついについに見切りをつけて新型に買い換えたのがすでに10年以上前。

これだ。
headlight

構造がよりシンプルになっており、壊れる気がしない。家庭用の防災グッズと兼用だ。(爆)



ガス・ランタン。


それから、ガスライターのボンベから燃料を充填してつかえるタイプのキャンドルランタン。


candle

風情があって良いのだが、いかんせん持続時間が短く、明るさの調整がやりにくいのでほとんど使うことはなくなっていた。
本当はガスカートリッジをつかうランタンが明るくて良いんだけど、バイクの移動だと「ほや」がすぐに崩れてしまうため、毎日交換となる点が不経済だ。
やはり大人しく電池式のヘッドランプを使うのが一番お手軽だ。



そして、バーナー

これは学生の頃に買ったもの。今はイワタニプリムスブランドになっているが、当時はEPIガスと言っていた。


EPI

専用のカセットボンベが必要だが、実にコンパクトになる。


こっちはレギュラーガスがつかえる、コールマンのピーク1


burner 01


こっちも15年ものかな?
レギュレータを以前つまらせたことがあったけど、先日、10年ぶりに火を入れてみたらちゃんと着火した。
やっぱり、ガソリンバーナーはこころ強い。火力に文句はないし、なんと言っても信頼性抜群だ。


もっとも今はキャンプ場と言っても実に至れり尽くせり。
食材を切ったりしての自炊なんて必要ない。
食事は近くの食堂で済ます。もしくはコンビニで弁当でも買っておけば手間はかからない。

従って、コッヘル共々、お湯を沸かしてお茶を入れるくらいしか出番はない。



そしてシュラフ

シュラフは2つもっているが、どちらも20年選手だ。

一つは封筒型でフルオープンになるのでオートキャンプなどには使いやすい。中綿もダウンではなく、みずに強いダクロンホロフィルだ。

もう一つはダウン。
やはり、寒い時期はダウンに限る。軽いしね。




そして、以前持っていたものは手放してしまったため、今回、買い直したのがこれ。


テントだ。


tent folding


tent inner


tent fly

ダンロップのつり下げタイプだ。

このタイプのドームテントを初めて使ったのは高校の頃。山岳部での経験にまで遡る。

当時は支柱式テントが主流の中で、このダンロップのつり下げ型は画期的だった。
以来、自分で買うテントは決まってこのタイプだ。

何と言ってもポールを両端に突っ込んだら、あとは本体上部のフックをポールに引っ掛けるだけだ。
文字通り、3分で設営ができる。悪天候での設営時には本当に助かる。


以前もっていたのものは本格的な山岳モデルだったこともあり、少々重くてかさばった。

だいぶ前に友人に譲ってしまった。


今回はバイクツーリング用と言うことで、以前のものよりは小型軽量で居住性に優れているタイプを購入した。フライシートもついているので雨でも安心だ。




しかし、ちゃくちゃくと準備を進めているのだが、最後の難関があった。


海を渡るための船だ。

最初は大洗から苫小牧に向かうフェリーを使うつもりだったが、あっという間に予約で一杯になり、NG。

どうしても北の大地に渡るなら、

新潟→○○
八戸→苫小牧
青森→函館

と言う選択肢もない訳じゃない。

しかし、大洗に較べると大幅に無駄な移動が増える。

それにフェリー代もかなりかかる。



・・・・ならば、と言うことで、東北を走ってこようかということも真剣に考えた。



しかし、夏休みを2日ほど前倒しにさせて貰えば、行きと帰りのフェリーを取ることが出来たので、迷ったあげくにその作戦で行くことにした。


フェリー代ももう支払い済みだ。
後は海が荒れて欠航になったりしないことを祈るのみだ。


午後、苫小牧港に上陸し、6日後の夕方、苫小牧から本州に向けて出向する。
道内を正味6日とちょっと走れる。


どこを走ってこようか、北海道の分県地図を眺めながら思いを馳せているところだ。

絶対に外せないのが、根釧原野。
根室から釧路にかけて広がる原野の中をたくさんの道が走っている。


花咲ガニをたべるのも忘れてはいけない。
浜ゆでのカニをその場で食べる。うまいんだな、これが・・・・


オンネトー湖開陽台の今の様子も見てこよう。


厚岸でカキ丼も食べないとね・・・・



しかし、いろいろプランニングしている内に欲が出てきた。
何しろ、久しぶりの北海道だ。
あそこも行きたい、こっちも走りたいと言う思いが大きくなり、そうなると
少しでも荷物は減らして身軽になって、走りに徹したくなってくる。



ものは試しと、予定している期間中の行く先々の宿を当たってみた。


すると意外や意外。

全行程の宿が抑えられてしまったのだ。


すべての行程を計画通りに走ること自体、抵抗があるのだが、どうせ、寝るだけの場所と言うことなので、主にビジネスホテルを予約した。

チェックインの時間は自由度が高いので移動のルートは気分次第で変更すればいい。
それに道東を中心に走るため、行程には余裕を持たせてある。





ってことで、キャンプツーリングの予定が、急転直下、大きく路線変更し、全行程、宿泊まりのお大臣ツーリングになる予定だ。



その分荷物は減らせるので、せいぜい、アフリカツインでの林道走行でも楽しんでくることにしよう。