民主党が(一枚岩ではないようだが)、国会でガソリンの暫定税を引き下げる、もしくは廃止することでガソリンを安くしようと吼えている。
基本的に揮発油税などのいくつもの税金がかかっているガソリン(や軽油)にさらに消費税がかかっている現実には以前から疑問だった。
税金にさらに税金を上乗せして一般消費者が支払い続けている。
したがって、ガソリンが安くなるのであれば、それは大歓迎である。
しかし、それによって失った財源をどうするのか、と言う点まで踏み込んで貰わないと民主党が世論の全面的な支持を取り付けるのは難しいのではないだろうか?
ただ、安くしましょうでは、何かというと福祉にかこつけてばらまきをやりたがる公明党と一緒である。
もっとも既得権だからとあぐらをかいてる自民党もいい加減にして欲しいものだ。国会のセンセイがたやお役人様たちが我が身かわいさでこの国の行く末を決めている内は、何も良くならない。
我々、国民は目先の、耳に心地よいだけの政策に耳を傾けるだけではなく、本質を見極めて、来るべき衆議院選挙に備えたいものだ。