スキーワックス | 木馬の四方山ばなし

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ボクはササハラのベースワックスを使っている。


イヤ、正確には使っていた。

しかし、今年からは普通のパラフィン系ワックスに替えようと思う。


ササハラワックスの性能に不満があるわけではないが、取り立てて素晴らしいとも感じないことが理由のひとつ。

もう一つは、とにかくこのワックスは硬いのでスクレープするのが大変なのだ。きちんとバイスでテーブルに固定しないとまともに剥がすことはできない。


普通はワックスというと「ろう」なのだが、これはワックスとは名ばかりでテフロンを配合した「樹脂」である。
実際にはがしてみるとパリパリとまさしく樹脂のようだという事が実感できるはずだ。


何本もスキーを所有し、試合や練習でいろいろ使い分けているとワキシングするだけでも結構な手間なのだが、パラフィン系ワックスなら塗りっぱなしでもそこそこ滑るし、勝手に剥がれてくれるので、練習の時などは手抜きできる。

対して、ササハラのベースワックスは剥がさないと本当に全く滑らない。

これが一番の理由だ。


根本にはボクがめんどくさがりだと言うことである。

パラフィン系ワックスでもよくホルメンコルを使う人はいろんな種類のものを雪温や天気を考えながらブレンドして使っているが、ボクは適温ごとに3種類くらいのワックスを持っていて、どれかを選んだらそれを塗るだけだ。


ここまでを読み返すとササハラワックスはあまり良いことがないように聞こえるが、やはりササハラのベースは滑るという人も多い。
ボクのレベルでは感じ取れないだけなのかも知れない。


それにベースワックスは良くわからないが、ササハラの上塗り用のペーストワックスは良く滑るので愛用している。
温度ごとに4種類くらい持っている。
笹原さんとはクラブの練習などで一緒になることもあり、多少安く分けて貰っていることもあるが、何種類も持っているととてもではないが、1シーズンでは使い切れない。

今年は昨年のあまりがたっぷりあるので何も買う予定は無かったのだが、友人のセールストーク?に負けてまた、ひとつ買うことにしてしまった。
せいぜい、ケチらず、マメに塗り込むとしよう。