’07全日本ロードレース・撮影行脚・総集編(後編) | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ROUND5@スポーツランドSUGO

1位:#76 渡辺 篤
2位:#39 酒井 大作
3位:#87 柳川 明


第5戦の菅生。
長い夏休みを挟んだあとの菅生も波乱だらけだった。


daisaku

土曜はまだしも、日曜の決勝ではST600クラスで多重クラッシュが発生し、その時の事故の所為でのちに奥野選手が他界。

タイスケもディレイに次ぐディレイで、JSBの最終レース?が行われたのは5時を大きく過ぎていた。

yanagawa

250ccクラスに至っては、日没ノーレースだった。


誰が勝ったんだっけ?あまりの波乱で肝心のレースの記憶があまり無い。伊藤が今シーズン初めて出場したのに、転倒してしまい、ノーポイントに終わったことだけは憶えている。



ROUND6@岡山国際サーキット

1位:#9 中須賀克行
2位:#76 渡辺 篤
3位:#54 徳留 和樹


第6戦、岡山国際サーキット。
昨年、初めて遠征したサーキットである。筑波をもう少し大きくしたような感じで、パドックパスさえ持っていれば、各コーナーへの行き来は楽で有り、撮影はし易い。
今回はサーキットの主催する「講座」に入れたおかげでいわゆるプレスエリアで撮影できたので、わざわざ飛行機で遠征した甲斐があったというものだ。

nakasuga

鈴鹿以外でのプレスエリアは新鮮だった。おまけに「講座」とは言え、素人が入って良いものかというジレンマはあるものの初めてのピットロードでの撮影も経験できたのは正直、楽しかった。


tokudome




ROUND7@鈴鹿サーキット

第1レース
1位:#72 清成 龍一
2位:#73 安田 毅史
3位:#9 中須賀 克行



第2レース
1位:#72 清成 龍一
2位:#73 安田 毅史
3位:#39 酒井 大作


第7戦、鈴鹿。
最終戦は、JSB1000に関しては2ヒート制となっており、予選方式も開幕戦と同じく「ノックダウン方式」と客を呼ぶための工夫が感じられた。
実際、昨年に較べるとお客の入りはよかったように思う。(天気がよかったおかげもある。)

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・・・・もっともそれでもフォーミュラ・ニッポンよりもはるかに人の入りは少ないが。


kiyo_02

ある程度のお客が入ったのは阿部ノリの事故死の影響もあったような気もする。


ito

応援している伊藤選手だが、まるで精彩を欠いていた。来シーズンはまた走ると言っているので是非、オヤジパワーを見せて欲しいものだ。



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今回の主役は文句なしで、清成。来期はぜひMotoGPに行って欲しかったが、そうはならないようだ。せめてスポットでも良いから出場できるチャンスが来ることを願う。


smoke


今年のチャンピオンに輝いたのは渡辺篤。


champion

でも、あまりぱっとしなかったなぁ。同じマシンならどう見ても秋吉の方が速かったし。






最後に久しぶりに全日本を年間通じて見つめてきて思ったことをいくつか書こうと思う。


その1
SUGOのオフィシャルはレベルが低い。

転倒などへの対応が遅く、かつ対処の仕方が適切ではない。
別にST600のレース中の事故のことを言っているのではない。シケインで見ているときのずりぼて転倒の処理なども含めた、全般的な印象である。
オフィシャルはほとんどが手弁当のボランティアに近いことを考えると難しいとは思うが。


その2
赤旗中断したあとの再開に向けての手順をもう少し段取り良くする工夫が欲しい。
筑波の時などは、毎回グリッドを決めてそのグリッド表を印刷して配布するまで再スタートできないから、あんなにぐだぐだの進行になるのだ。もっと段取り良くできると思うのだが。



その3
ライダーやチームはもっとファンサービスをしよう。

全日本人気を少しでも盛り上げるには、やはりライダーやチームの協力が不可欠である。
その点、阿部ノリは一生懸命やっていたよ。亡くなってしまったのは本当に残念だ。


しかし、今年はヤマハから全日本に参戦しているライダーが不幸にも3人も亡くなってしまった。
マシントラブルや交通事故なのである程度は不可抗力の部分はあるだろう。
でも、それを承知の上であえていわせて貰う。

全日本に参戦できるレベルのライダーは絶対にバイクで死んでは駄目だ。
ましてワークスライダーは、例え交通事故であろうと、バイクで死んでは駄目だ。

レーサーなんだから、レース中の事故で死ねれば本望だなんていう人も中にはいるけど、

モータースポーツを本当に愛するなら・・・
あとのことを考えたら・・・・

絶対にバイクで死ぬなんて事はあってはならない。


ボクはそう思う。