スカイラインGTR・その2 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

今日は朝イチで東京モーターショーに行って来た。


railway

10時前にはついたのだが思っていたよりもずっと人が多い。


show_1

人だかりを避けつつ、乗用車ブースはさらっと流す。


きっと混んでいてまともに見られないだろうなと思いつつ、日産ブースへ。

GTRは2階にあるらしいのだが、その2階に上がる列が延々とのびていて30分待ちという


upstirs


当然、断念して次へ移動した。


メーカー系はさして面白くもないので部品メーカーを丹念に見て歩く。
時々気が向くと説明員を捕まえてメカおたく問答を楽しむ。(爆)


しかし、2輪4輪ともにイマイチだったな~。部品メーカーの方が面白かった。


それでも気づくと午後1時になっていた。疲れたのと飽きたのでさっさと帰ってきたところだ。


GTRは結局実車にはお目にかかれなかったのでネット少し調べた。


http://response.jp/issue/2007/1101/article101344_1.images/159130.html


やはり、エンジン、ミッション共に縦置きだったようだ。


エンジンはさすがにアクスルにかかる程度の位置までしか後退できていないが、ミッションはほぼリアミッドポジションと言っていいだろう。

前後ともに横置きにすれば前後の重量配分的にはさらによくなるだろうが、前後にそれぞれ1個ずつベベルギアが増えることを嫌ったのだろう。
ベベルギアを介すとギア音もするし、何よりも伝達効率が悪いのでパワーのロスがある。

しかし、2本のドライブシャフトがあるのはわかっているが、あらためて見ると、奇怪な印象を受ける。
特にリアのミッションからフロントデフに伸びるシャフトは車体の中央からは大きくオフセットしている。
フロントデフ自体もオフセットしているはずなので、横置きFFと同じように不等長ドライブシャフトになっているのだろう。

いくら4WDとはいえ、GTRのパワーを不等長ドライブシャフトで伝達するのはかなり厳しそうな気がする。


おまけにマニュアルミッションの設定はないのだそうだ。


http://response.jp/issue/2007/1102/article101418_1.images/159519.html


デュアルクラッチ式のいわゆるAMTである。写真のカットモデルだけではほとんどわからないが、奇数段と偶数段用のクラッチを2組み持ち、それを0.2秒で切り換えるのだという。


完全オートモードの他に、パドルシフトモードもあるらしい。
シフトショックがどの程度うまく調教されているのかが興味あるが、もし、それすら気にならないほどにうまくセッティングされているとしたら・・・・・



こうなると、テレビゲーム感覚だな・・・こりゃ。

こんなのに乗ってたら、そのうち歩行者をはね飛ばしてもゲームの延長線上の感覚
「あ、轢いちゃった・・・・」
なんてなっちまうかも。

考えただけでも空恐ろしい。


高性能を発揮するには自分自身も技量を磨かないと行けないと思う。
誰でもがたやすく発揮できる高性能は諸刃の剣だ。


そこいらのじーさん、ばーさんでさえ、ちょっとアクセルを踏んだだけで瞬時に時速200kmオーバーの世界に到達してしまう。
町中が走る凶器となってしまう。

やはり高性能は大事だが、それを手に入れるための儀式と努力が使う側にも要求されないとなぁ~。


あ、でも、ボクの使っているEOS1DMK3も似たようなものかも知れない。
せいぜい、ボクも腕を磨くとしよう。

もっともカメラならば、誰も傷つけることはないけどね。