http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000066-mai-soci
キヤノンのプリンター用のインク詰め替えカートリッジに特許侵害の判決が下されたようだ。
これで少なくとも安いインクを詰めなおしたカートリッジの販売は無くなる。
たしか今回の裁判の争点はカートリッジの構造に関する部分だったと記憶している。
・・・・と言うことは、家電量販店に行くとリフィル用のインクが安く売っているが、あれは一応セーフということになるのだろう。(本来、キヤノンはここと叩きたかったのだろうが・・・)
おそらく今後のキヤノンの戦略としてはちょっとやそっとではリフィル出来ない構造のカートリッジを開発するのではないだろうか?
家庭でお手軽にリフィル出来ない、あるいはそのための道具が必要なので、却って手間とお金がかかるという路線に導き、自社ブランドのインクカートリッジを販売していこうという作戦だろう。
素人が思いつくことなどとっくに実施しているかも知れない。
ボクはキヤノンのIP9910というカラープリンタを使っている。
顔料系インクに浮気してしまったキヤノンの忘れ形見である。
染料系プリンタの最後のトップモデルだ。
別にそんなに長いことプリントしたものを保存しておこうとも思わないので、これで十分だが、一応、インクは純正を使っている。
別にキヤノンに義理立てをしているわけではない。(義理を通す理由もないし。)
粗悪なインクを使うとノズル詰まりなどのトラブルがでて、却って高いものについたりするからだ。(まあ、実際にはほとんど問題ないはずだが・・)
プリンターは本体を安売りして、インクで稼ぐ事業スタイルなので、一応キヤノンの売り上げに貢献している形である。
しかし、たくさん高価なカメラやレンズを買い、インクだって純正を使ってあげているのに愛用のEOS1DMk3がリコールである。(T_T)
しかも発売直後から、不具合の話が出ていた通り、オートフォーカス機能についてである。
(特に高温時において)AIサーボでのオートフォーカス機能がおかしいというのだ。
発売が5月末からなのでリコールの発表までに約半年を要したことになる。
該当するシリアルナンバーがキヤノンのHPに公表されているが、ボクのMk3もばっちり命中である。(T_T)
今年は8耐では別のトラブルの所為でMk3は使えなかったが、同様に暑かった8月のPokka1000km耐久レースでは使用した。
公表されているように気温が高かったからかどうかは不明だが、何となくオートフォーカスが合いにくかったような感触はあった。
しかし、取り立てて駄目と言うほどではない。
最近の画像を見ると、AIサーボで追いながら連写したものは、なぜか1枚おきにピンぼけである。
こんなものかな~くらいにしか思っていなかった。
MK2Nも持っているが、そっちでもまあ、大差無いと感じていたからだ。
しかし、今回の修理でそれが直ってくれたら、嬉しい。
キヤノンさん、お願いしますよ。