ばんえい競馬 | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

10月半ばに行って来た、北海道・帯広のばんえい競馬

カメラ雑誌CAPAの企画した撮影ツアーである。

撮影指導は、アイドル写真家として有名な山岸伸プロ

山岸氏がばんえい競馬に見せられ、そのすばらしさを一般の写真愛好家にも伝えたいと言うことで企画されたものらしい。


昨日は腰をいたわりながら、このときの写真を整理していた。

今回は、いいものはA3ノビのサイズでプリントしてみる気になったので、ネット公開用としてのセレクトとあわせて、プリント用のセレクトもした。


いい写真には、ネット用もプリント用もなさそうなものだが、見るサイズが違うと印象がかなり変わるのが写真の不思議なところである。


大きいサイズでいいと思っても、2L版くらいのサイズではそうではないことも多い。

ボクの経験で行くと、全体の構図や光の感じがまとまっているものは小さいサイズ見たときによいと感じる。
反面、それを大きくしてしまうと、薄味になってしまい、平凡な作品に感じる。


大きいサイズで見たときに、おっ!これはっ!!と言うものは、その画角の中に何か光るもの、人の目を惹き付けるものがある場合である。

それは力強い瞳だったりと、小さいサイズではよくわからない程度のものであることが多い。




ボクはフルサイズ表示をするとA3相当になるモニターを使っている。


それで見て、ある程度絞り込んだら、まずはA4でプリントしてみる。
それを見ていいと思ったものだけを次にA3にする。


A4


ネット公開用でも基本的な手順は一緒だが、A3相当で確認するのはピントやぶれの確認が多く、最終的なセレクトは2L版相当の表示で「ぱっと見たときの印象」で決めている。

ネットで公開する写真はいつも「長辺が640ピクセル」になるようにしている。


ボクのような素人写真を見てもらうためには手間がかからないようにした方がいいという考えでいつもスライドショーの設定にする。

その際に、一般的なA4ノートパソコンでもスクロールせずに見られると言うことを基準にして決めたのがこのサイズだ。

これだと縦の写真でも何とかぎりぎり全体を見られるはずだ。


ま、それはそれとして、紙にプリントする場合の話に戻そう。


難しいのは、モニタでみた印象と実際にプリントした場合では、必ずしも印象が一致しないことである。

もちろん、モニタのキャリブレーションはしてあるので色の違いは比較的少ない。


それでもかなり印象が違うのはやはり「光り」だと思う。明るさやコントラストと言ってもいいかもしれない。


フィルムの場合、ポジフィルムをライトボックスで見るとどれもすばらしく美しく感じるが、実際にプリントするとそうでもないと言うことがよくある。
あれはバックライトによる透過光でみているものと通常光で見ることの差だと思う。

通常光で見るとどうしてものっぺりした感じになってしまうのだ。
モニタの場合も同じである。ある意味、透過光の場合と似た面があるのだろう。

なかなか難しいものだ。



ちなみにネット公開用の分はすでに夕べから掲載してある。


Team赤い三角木馬の「カメラ」の中に掲載してある。

http://www.ne.jp/asahi/mokuba/red/index.html


ご用とお急ぎでない人は寄ってみて欲しい。


いつものモータースポーツ撮影では「撮って出し」が多いが、今回は光の難しいシチュエーションが多かったこともあり、若干のレタッチをしているものもある。


とは言っても、ほんの少しコントラストや明るさと色味を調整しただけだが。