いつもモータースポーツの撮影でお世話になっているプロカメラマンのサイトのトップに一枚の写真がある。
迫り来るライダーをバストショットと言ってもいいくらいのアップでとらえている。
しかも、かなりのスローシャッターなので、シールドの中のライダーの鋭い視線だけがクローズアップされている。
ボクが2輪をとってみたいと漠然と考えはじめた頃に思い描いていた構図そのものである。
クリッピング付近のフルバンク状態でその先を見つめるライダーの瞳をアップでとらえてみたいと思っていた。
図らずもお手本を示してもらった感じだ。
9月の末に行われた、全日本ロードレース@岡山国際では、幸いにしてプレスエリアから撮影する機会に恵まれたので、実はかなり上で書いたようなカットを意識して撮りまくった。
・・・・結果????
聞くんじゃねぇよ・・・・(爆)
・・・・・とまあ、これで終わってしまってはなんなので、なん百枚と撮った中でのまだ見せられるレベルの失敗例を紹介しよう。(自虐)
失敗例・その1
失敗例・その2
フレーミングがずれている。かつ、スローに仕切れなかったため、汚いぶれ方になっている。
失敗例・その3
ライダーの視線をとらえたいのにぶれが止まっている場所がフロントゼッケンに行ってしまった。
失敗例・その4
失敗例・その5
あまりにも止めたい部分を止められないのですこし無難に撮るとこんな感じ。でも、やっぱりお手本とは完全に違う写真になっている。
失敗例・その6
やけくそ?でめいっぱいライダーを引きつけてから撮ってみたら、フレーミングのイメージ、お手本
に近いが、全面ぶれだった。orz
まだまだ、修行の道は長くて険しいようだ。
そうそう、岡山でのレースが最後になった阿部ノリの写真を一枚だけ貼っておこう。