ポルシェとフェラーリとブランドイメージ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

ボクはバイク好きである。

車は嫌いではないがそれほどでもない。


そんなボクにとってのポルシェフェラーリのイメージはこうである。


ポルシェ:かっこいい、高級車

あくまでも工業製品としての美しさ、性能の高さをイメージする。


フェラーリ:かっこいい、高級車

芸術品としての美しさと、工業製品としての性能の高さを併せ持つイメージ。


ポルシェが劣っていると言っているわけではない。フェラーリはポルシェにはない+αがあると言うことだ。


あくまでもボクのイメージである。(両方ともまともに乗ったことないし・・・・)


バイクでも同じ。


ホンダヤマハがいくら頑張っても、MVアグスタにはなれない。


ソニーが一時期、超高級ブランド「QUALIA」を立ち上げたのだってその状況を打破しようとしたのだろう。結果は無惨だったが。


ちなみにソニーが昔から、低価格の商品はAIWAブランドで売っていたのはソニーブランドを守るためだったのだろう。
もっともご本家がいまやかなり信頼を失っているので、その戦略も今や、あまり意味を成さないが。


カシオが安売りをALBAブランド?で展開しているのも同じ。

でも、カシオはまだうまくやっているかな。
電波時計などいくつか独自ブランドとして確立しつつあるみたいだし。


どちらにしてもブランドイメージを育てるのは難しい。


確固たる信念と長い年月を必要とするようだ。


必ず必要なのは「変えない勇気」だと思う。


時代やユーザーの要求にあわせて変えていくのはどこの企業でもやることである。

しかし、本質的な部分を踏み外さないという前提はつくが、信念あるいは理念に基づき、変えない勇気を持たない限り「ブランド」は育たないと思う。


こだわりといってもいいかもしれない。


最近、特にそう思う。


ちなみにこのバイクも確立されたブランドイメージによって、その価値を増大させている好例だと思う。



R1150R


実際に乗ると、どうって事はないんだけどね・・・