先日の菅生でのこと。
コースサイドにある金網の高さが微妙であり、金網の上から撮ろうとすると背伸びしないとファインダーがのぞけない高さだった。
ただ、構えて撮るだけなら何とかなるが、走ってくるライダーを流し撮りするのは無理だ。
それに足場が狭いことが余計に難しくしていた。
そこで、試しにカメラを逆さにしてみた。
カメラのファインダーというのはレンズの軸戦よりも上にある。
したがってカメラを逆さにすれば、レンズの軸よりも下にファインダーが来る。
こうすれば、レンズは金網の上でファインダーはなんとかのぞける。
縦位置のシャッターボタンがもともと付いているカメラなので縦位置用のシャッターを左手の人差し指で押せばなんとか撮れそうだ。
親指AFの設定にしているが、左手の親指がAFボタンに届くのでこれまた何とかなりそう。
何カットか撮ってみた。
無難なカットなら撮れないこともない。
しかし、左手でシャッターを切るのも初めてなら、右手でレンズをホールドするのも初めてだ。
足の置き方、スタンスをどうして良いのかも良くわからず、ファインダーを覗くのはどっちの目がいいのか・・・・と言う問題から始まり、何よりも慣れない姿勢ではレーシングスピードで走ってくるマシンをファインダー内に捉えることすらまともにできない・・・・・。
完敗です。m(_ _)m
またいつか必要に迫られたときのことを考えてこっそりとスタンスやレンズを練習をさせて頂きます。ハイ。
ちなみにタイトルは「曲芸撮り」と書いて、「きょくげいどり」と読みます。
まちがっても「ハメ○り」なんて下品な読み方はしないように・・・・・。
ほっほっほっほ。
大人の香りをまき散らしながら、去っていく木馬であった・・・・・・バキ