二日目(土曜日)は、レンタカーで大沼国定公園に移動し、沼の周辺にて撮影。
沼周辺だけに木道の途中ででかいアオダイショウ?に出会う。
頭の形を見る限り、毒を持っている蛇には見えなかったので、お引き取り頂き、大沼(小沼)を背景に撮影。
大沼から市内に戻る途中の国道沿い。昆布館という観光施設の目の前の「一文字」と言うラーメン屋にはいる。
お薦めの「塩チャーシュー麺」を食べてみたが、なかなかうまい。
昼食のあとは五稜郭で少しだけ撮影をし、今夜の宿泊先のペンションに移動し、室内撮影。
普段は使っていないと言うオーナーの趣味の部屋がある。
絵画や造花がきれいに飾ってある洒落たアトリエだった。そこを利用して撮影をさせてもらった。
わずか6名のモデル撮影会などなかなかない。しかも、馬場氏のセッティングと指導付きである。
飽きるほど撮りまくった・・・・・
・・・・・・と言いたいところだが、そういう状況だからこそ、じっくりと露出や構図を考えながら一枚一枚丁寧に撮影する。
もっとものどが渇いたのと今日はもう移動がないのでビールを飲みながら撮影する。普通の撮影会ではあり得ないことだ。これも仲間同士だからこそできること・・・・
今回は、ペンタックスのK10Dというデジタル一眼をメインのつもりで持ってきたが、LXという古いフィルムカメラも持ってきたこともあり、こちらも使ってじっくり撮影した。
最近はあまり持ち歩かなかったが、露出計も久しぶりに使った。(K10Dの露出計がイマイチ信用できない事もあり、デジタルを使うときも基本的にマニュアル設定での撮影をしていた。)
やはり、撮っているときはフィルムの方が楽しい。
そうはいっても、あくまでもデジタルメインのつもりだったので持ってきたフィルムはポジの「アスティア100F」を6本と白黒の「ネオパンプレスト」2本のみ。
ポジフィルムは(アスティア)はあとでみるのが大変なので、少しセーブ気味ではあるものの、モノクロのネオパンはあっという間に撮ってしまったので土曜の午後にあわててカメラ屋を探して、かろうじて数本の在庫を見つけ、ゲット。
最近は、本当にフィルムの店頭在庫をおいている店が減ったようだ。
ふつうのカラーネガはともかく、カラーポジやモノクロフィルムは小さい店では手に入らなくなってきた。
そのうち、まとめ買いをする以外には手に入らなくなるのだろう。
デジタルをメインで使っている身としては、あまり文句を言えた義理ではないのだが・・・・・
さすがに二日目は朝から撮影してきたこともあり、夕方の6時には終了。
再び、夕食を取りに函館駅周辺へ出かける。
二日目はジンギスカンにでも行こうかと言う話も出たのだが、結局二日目も海産物系の居酒屋に落ち着いた。
あまり肉は食べられなかったが、ま、それはそれで大満足である。
この日は割と天気がよかったこともあり、夕食のあとで別行動をとり、函館山の展望台に上り、夜景を撮影する。
ちょうど11ヶ月前に来たときは霞がかかっていてあまり夜景がクリアに撮影できなかった。
今年はそのリベンジとばかりに友人たちとタクシーで山頂へ向かう。
おおっ!!
今年はかなりクリアだ。
しかし、昨年は三脚とレリーズを持ってきたが、今年は荷物を減らすために置いてきた。
その代わり今回は手振れ補正機能の付いたK10Dを持ってきた。
今回用意したレンズのうちもっともワイドなものは28mmだが、デジタルなのでx1.5となり、42mm相当となる。
一般に手振れしないシャッター速度は「焦点距離分の一」といわれているので、1/40で標準である。
実際に撮影すると、いくらデジタルでISO感度を上げられるとは言え、ISO1250で、F2.8開放で1/10。少し絞ると1/6、1/3である。
手振れしないようにかなり気を遣ったものの、やはり三脚が欲しくなる。
何とかこのくらいなら許してもらえるレベルだろう。
惜しむらくはもう少し短いレンズを持ってくれば、よく絵はがきにあるような全体を見渡すカットがとれたのだが・・・・・
まあ、それはまた、来年の楽しみに取っておこう。
明日、日曜は地元函館のカメラ店「カメラのニセコ」さんと共催に撮影会となる予定だ。
少々人数は増えるが、それでも20名ちょっとと言うところの予定。
特に撮りにくいこともないだろう。