先日、バイクでのトラブルの話を書いたときに友人のKATOさんが、XL600Rで、ダートを走行中にRRホイールをヒットして、スポークが折れた話を書いてくれた。
その時の顛末はざっくり言うと、こうだ。
なんとかだましだまし人里まで走りきり、バイク屋でワイヤースポークを購入。
但し、18インチ用しか在庫はなく、XL600Rの17インチにはあわないため、やむなく、長いスポークを撓ませて使った。
何となく、ふーんと読み流していたのだが、なんかどことなく違和感があった。
今日になって何が引っかかっていたか、漸く気づいた。
ボクもオフロードバイクのスポークの組み替えはしたことがある。
その時に一番気を遣うのが、ホイールのセンター出しだ。
何十本とあるスポークの張り具合で調節するのである。この辺は自転車のホイールも同じなので経験したことのある人は意外に多いはずだ。
ボクの疑問はこうだ。
長いスポークを撓ませて組んだ・・・・???
ワイヤースポークのホイールというのは、スポークのテンションでバランスを取っているものだ。
それが長いものを組んだと言うことはスポークが突っ張っていることになる。
本来は「プル」で使うべきスポークを「プッシュ」で組んだ・・・・????
なまじ、中途半端な本数の組み替えだと「プル」と「プッシュ」が混在し、とんでもないことになりそうだが、話によると全部組み替えたみたいなので、全部が「プッシュ」なら、それはそれで何とかなるものなのだろうか???
その後、しばらく乗っていたと言うから大丈夫だったんだろうが・・・・。
人ごとながら、なかなか大笑いである。