バイク乗りのためのセルフチェック | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

うちにいる日曜日SPL第三弾!!(今日はさすがにこれで打ち止め)







ネンオシャブクトウバシメ











何のことだか、わかるだろうか?


昔からよく言う、バイク乗りの仕業点検をさす言葉である。



ネン(燃料)
オ(オイル)
シャ(車輪)
チエ(チェーン)
ブ(ブレーキ)
ク(クラッチ)、
トウ(灯火器)
バ(バッテリー)
シメ(締め)



をきちんとチェックしようと言うことである。



こんな事を書いておいてなんだが、ボク自身は仕業点検なんて、全くしていない。

その代わり、ほとんど毎日バイクに乗るので何か、ほんのささいな事でも変化があれば気づくことは出来る。



ちょっとした音の変化。
レバーのタッチの変化。
タイヤのグリップ。
エンジンの吹けあがり方。



案外、人間って敏感なものである。

指先で感じる形状の変化だって、数十ミクロンも変形していれば、間違いなく感じ取れるものである。敏感な人なら数ミクロンでも判別可能だ。



問題は、変化が起きていることを察知したあとである。



ボクの場合は「ま、良いか・・・・」ってなモンでしばらく放置しておくことが多いのである。(爆)



もちろん、深刻なトラブルの場合は別だが。





その昔、XL250Rというオフロードバイクのフロントタイヤを取り付けたときに、アクスルシャフトが綺麗に入って居らず、フロントホイールが左右に5mmくらいガタガタ動いてたときがあった。

バイクを倒しはじめに、粘るような手応えがあり、その後、カックンと倒れ込むようなハンドリングだったので気づいた。



でも、面白かったのでそのままで結局2週間くらい乗っていた。(笑)



大昔のことである。
ドラムブレーキだから許されたが、もしディスクブレーキだったら止まれなかったかも知れない。


いやいや、さすがにブレーキに影響がでていたら、如何にずぼらなボクでもすぐに直したはず・・・・・と思う(ちょっと自信なし)。



このときはボトムケースに直切りしてある雌ねじに対して、シャフトをねじ込む際に、斜めに締め込んでしまったためにネジ山が崩れ、途中で止まってしまったのである。

仕方ないので、サイズの合うタップを買ってきて、外側の、ネジ山が生きている側から、そっとタップを通し直して修正した。

一旦つぶれてしまったネジ山はほとんど無くなっていたので、実質的な「ネジの掛かり代」は本来の半分も無かったが、あまり気にせず乗っていた。



あ~、わかいって素晴らしいなぁ~。(爆)



そういえば、バイクに乗っていて出先で遭遇したトラブルって何があったかな・・・・

バイク歴はかなり長いが、意外に深刻なトラブル経験は無いなぁ。





・アクセルワイヤーの固着(走行中、全開固定)・・・・2回(サビ、凍結がそれぞれ一回)

・パンク・・・・数知れず。


・ガス欠・・・・数回


・レギュレータ・レクチファイアーのパンク・・・一回


・メインフューズ切れ・・・・2回

・エンジン焼き付き・・・・一回


・チェーン切れ・・・・・一回


・ミッションギア歯欠け・・・・一回


・クラッチ焼き切り・・・・・一回


・側溝転落・・・・・一回





あ、側溝転落はハードのトラブルではないか・・・・(笑)


そういう意味では、いわゆる握りコケや単純なスライド転倒は数知れず。
ダート走行中の転倒はもう、数える気にもならん。


クルマとぶっついて宙を舞ったのは2回ほど。幸い、大した怪我は無かったけどね。


KLX250SRでは、メインキーとは別体のステアリングロックにカギを差し込んでロックしようとしたらカギが根本からぽっきり折れたこともあったな。


ま、ロックする前だったのでハンドルは動くし、スペアのカギがあるのでエンジンをかけることも出来たので特に問題なし。
しらばっくれてそのままバイク屋に下取りに出したっけ・・・・(爆)


そうそう、バイクではないが、おんぼろシビックに乗っていた頃、クラッチワイヤーが突然切れたことがあったなぁ
ノークラッチで回転をあわせてシフトするのが大変だけど楽しかった記憶がある。(笑)


バイクやクルマのトラブルってその時は大変だけど、あとになって結構笑えるものが多いのは、不幸中の幸いだって事なんだろう。


感謝、感謝。(って誰に・・・????)