産業界の浮沈と忘れ去られたおもちゃ箱 | 木馬の四方山ばなし

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家にいる日曜日SPL・第一弾!!


最近は介護事業のコムスンとか英会話のNOVA、ひいては国民年金問題での厚生労働省がお騒がせの筆頭だが、経済ニュース、それも産業界の話になると必ずでてくるのが、鉄鋼と自動車産業と電機メーカーである。


戦後の日本経済を支えてきた産業だからといっても大きな間違いではないだろう。


鉄鋼業界の再編の波はかなりのものだそうだ。


そして、自動車で言うと、好調のトヨタと対比されるのがGMであり、一時はゴーン社長の下V字回復を見せ、最近また低迷気味の日産である。


電機関連メーカーでは何と言ってもソニー
ソニーショック以降、なかなか立ち直れずにいるらしい。


あまり経済のことは詳しくないし、ソニーの事業の内容もよくは知らないので、あまり突っ込んだことは言えないが、ひとつだけ気がかりなことがある。


一世を風靡した「AIBO」


これの開発はその後、どうなったのだろう。2年ほど前の愛知万博あたりをピークにいろんなメーカーのロボットブームも下降線をたどっているように思えるが、真っ先に一般販売をして話題をさらった「AIBO」がとんと話題にならなくなっていることに、ふと気づいた。


ソニーは今でも開発を続けているのだろうか?


かつて、限定販売のため、悲喜こもごものドラマの末、家庭に入った、多くの「AIBO」たち。
その後の改良版?も含めれば結構な台数(犬数?)が売られたはずである。


そのAIBOたちは今どうしているんだろうか?


今でも買い主(飼い主)にかわいがって貰っているのだろうか?


それとも窓辺のオブジェと化しているのか?


はたまたおもちゃ箱でホコリをかぶっているのだろうか?


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。


この世は万事流転。


流れに身を任すもよし、流れに抗って見るもよし。


おいらもそろそろ泳ぎ出すとするかな・・・