K10Dの印象・・・その後 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

普段、EOSで撮影するときは、RAWとJPGスモールでの同時記録を使用することが多い。

しかし、今回のK10D初使用では、あえてJPGのみで撮影した。しかも、10Mピクセルの能力をあえて6Mに落としていた。画質はファインのまま。
どうせプリントしてもA4までだから、これで十分である。

いわば、ラージ・ファインではなく、ミディアム・ファインでの撮影だった。


K10Dを初めてまともに使ったが、同じ光の状態にもかかわらず、露出の判定値がきょろきょろするのを除けば、カメラとしての性能には概ね満足である。

露出の迷いは一定方向ではないみたいなので「癖」と捉えて、補正をすれば済むというわけには行かない。

その時々でプラスとマイナスのどっちに振れるか良くわからないからである。


まあ、この辺はデジタルの便利なところで撮影結果を見ながら、補正をかければいいし、どうにもならないようならマニュアル露出にすれば良いだけのことである。


それはそうと、ようやく箱根の画像のチェックを始めた。


見ていると、色の階調変化の具合がなめらかで綺麗に見える。
K10Dは画像処理エンジン22bit処理となり、かなり優秀になったとは聞いていたが、そのおかげかも知れない。


EOS1Dあたりとはターゲットユーザーが違うのでデフォルトの画像処理の質が違うせいか、手を加えずに済む絵づくりがしてある印象だ。なかなか良い。
逆に言うと1Dの画像は、ピクチャースタイルをスタンダードにしていても若干ねむい感じがある。撮って出しを考えたら少しコントラストをあげた方が良いかも知れない。


前後のボケ加減に関しても、液晶モニタで見ていたときにはあまり綺麗にぼけていなかったものも、そこそこいけている。まあ、ボケに関してはカメラ本体よりもレンズの性能の方が寄与率が高いだろうが・・・・。


さすがに*istDよりはすべての面に於いて進化が実感できるようだ。


3年前に買った*istDの約半分の値段でここまで性能が進化しているのは驚くと共に、まだまだ一時のパソコンと一緒で、進化の途中だという印象を強く持った。


強いて言えば、やはり質感
見た感じもそうだし、持ってみても使ってみてもやはり安っぽい感じは否めない。
もう少しで良いから高級感というか所有欲を満たせるレベルの質感に配慮して欲しかったなぁ~。

ま、もっとも欲を書いたらきりがないので、この程度の性能ならもう満足であるともいえるが・・・・