エンジンおたくの独り言・・・ | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

メカ好き、とりわけエンジン好きのオタク本の話のつづきを・・・・



エンジンの中で起きていることを理論的、工学的に考察するには当然、熱力学の知識が必須となる。

しかし、学校の教科書で使うような熱力学の工学書をいくら読んでも実際のエンジンで起きていることと結びつけて考えるのは非常に難しい。


もちろん、σ(^_^;も学校で熱力学は学んだ。


学生時代はどうやって単位を取って卒業できたのか自分でも不思議なくらい勉強をしなかったが、熱力学だけは興味があったこともあり、まじめにやったつもりである。


・・・・にもかかわらず、上記のような状態である。


そんなσ(^_^;に助け船を出してくれたのがこの本である。


これは小難しい、熱力学をエンジンの中で起きていることに照らし合わせながら分かり易く解説してくれている。工学入門書と言っても良いかも知れない。


グランプリ出版あたりから大量に出版されているエンジンの本とは一線を画す。
クルマ好き、バイク好きの素人のための少し詳しいメカニズム本とは訳が違う。


naturiki

あくまで軸足は「熱力学」である。工学書なのだ。
σ(^_^;の大事な教科書である。


興味のある人にはお勧め。熱力学を学んだことが無くても何となく理解できると思う。
幸い取り寄せではあるがまだ手にはいるようだ。(
http://www.junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0102653228


もう一つ、バイブルとも言うべき本がある。

出版されたときから欲しかったのが、当時で28000円(税別)!!という値段がなかなか購入に踏み切らせなかった。

しかし、初版発行から十数年が経ち、σ(^_^;もそれなりに経済的に余裕がでてきたので、先日ふと思い立って、買うことにした。


jiten

・・・・・が、しかし、あまりにもオタクな本のためか、どこにも在庫がない。ネットショップなどでも入荷未定のため、受注不可となっている。


オタク本の殿堂、駆け込み寺のジュンク堂http://www.junkudo.co.jp/ )でさえ、こんな有様である。(http://www.junkudo.co.jp/search2.jsp?ARGS=425423073&VIEW=isbn&x=22&y=12


そうなると、古本で手に入れるしかない。


アマゾンあたりでは古本が法外な値段で売っている。

しかし、最近は古書店がネットワークを作り、HPで検索できるようになっている。(http://www.kosho.ne.jp/


そこで検索をかけたところ、名古屋の方の古書店に在庫があり、しかも15000円である。現在の定価は30000円なので半値だ。


これしかないと思い、早速購入した。


手に入った本を眺めると、外箱こそ「背焼け」による色あせがあるが中身はまるで使っていないが如く、綺麗である。


「じっくりはじめから読む」と言うような本ではないが、所々を拾い読みしながら、オタクの知識をさらに深いものにしていきたいと思う。(爆)