進化するエンジン技術 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

本日の第2弾である。(笑)


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以下、メカ好きオタクのつぶやきである。
興味のない人やわからない人は捨て置いてくださいな。(笑)

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一週間ほど前のネタだが、こんな記事を見つけた。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20070402/130029/


最近はまた動弁系の新機構の採用が相次いでおり、エンジン好き、メカ好きとしては興味が尽きない。

ガソリンエンジンでさらに燃費を向上させるためにはポンピングロスを低減するのが目下の標的だが、特にパーシャル運転下におけるロスを低減するために、スロットルレスを目指しているのである。


ガソリンエンジンの場合は、スロットルの開度で出力をコントロールするのだが、低開度時はただの通路抵抗になっている。
それを排除するために、バルブのリフト量とその開閉タイミングを変えることで、スロットルは全開のままでも出力を制御できるようにしたいというのが、動弁系制御機構の目指しているところである。
ついでに付け加えれば、開弁時期を自在にコントロールできればミラーサイクルのような高膨張比サイクルにできるというメリットもある。


このシステムがもっと熟成すれば、ゆくゆくは、HCCI(Homogeneous-Charge Compression-Ignition )「予混合圧縮着火」への展望が開ける。


え~っと、HCCIの説明は面倒くさいので興味のある方は自分で調べるよーに。(笑)


ま~、とにかく、エンジン技術は、地球環境インパクトの低減(消費エネルギー、有害物質の低減)の観点で年々要求が難しくなっているが、進化を続けているところがすごい。


まったく、メカ好き、エンジン・オタクの興味は尽きることはない。