アディオス・アミーゴ!!adios amigo!! | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

にーさん、毎度。

>>実は以前Visor使ってました。

おーっ。こりゃ懐かしい。単3電池で動くやつですかね?


σ(^_^;はバイザーはセブンイレブンのポスティングシステムみたいであまりにぶしょったいのが我慢できず、本家のVxを使っていました。
その後、バイザーがエッジを出したときには欲しいと思いましたが、踏みとどまり、その後、2台目のVxを経て、現在のクリエTJ25にたどり着いております。


国内でのPDAブームは完全に鎮火しており、後継機に悩んでいるところです。


>>富士山運が非常~に悪い自分としては、黒くても見れればいいじゃないですか~と声を大にして言いたい。

ふ~ん。そう言う方も居るんですね~。



---------------------以下、本日分(その2)---------------------------



その1:富士山の思い出


もうずいぶん前のことになる。職場の仲間とある日富士山に登ろうと言うことになった

σ(^_^;はもちろん、そのときのメンバーはみな、上ったことがなかったからである。

日本人たるもの、一度は富士山に登らねば・・・・・と一同、使命感に燃え、初夏の山開きの前日に富士を目指したのである。


前泊は5合目のおみやげやさんの2階の仮眠所。
そこを目指して、金曜の仕事終えたあとに一路、中央道を西へ。


深夜の河口湖インター近くから見上げる富士山は、登山道が煌々と明るく、一本の糸のように見える。


明日の山開きを前に、ヘッドランプの明かりを頼りに山小屋まで上る登山者の列である。


σ(^_^;らは予定通り、5合目で仮眠をとる。

σ(^_^;ら以外はほとんど仮眠客は居ない。みな、今夜のうちに上れるところまで登ってしまうのだろう。ご来光を見るためにはそのくらいでないと確かに間に合わない。


しかし、前夜到着した頃から、天気予報は雨。しかも相当荒れると言っていた。


翌朝、未明に目覚めると、予報通りの豪雨である。


しかし、せっかくだからと雨具を着込んで歩き始めるが、ものすごい雨と風である。

軽装備では危険を感じる。悪天候の山をなめてはいけない。ましてや富士山である。


結局、様子を見ながら、7合目までは上ったが、これ以上は、我々の装備では危険と判断し、勇気ある撤退。

初めての富士登山は、あえなく敗走に終わった。


その2:富士山の思い出・リターンマッチ編


何事も初体験とはほろ苦いものである。しかし、このままでは終われないと一同奮起。


あえなく敗退に終わった初登山のやく2ヶ月後、ふたたび挑戦することとなった。


ほぼ同じメンバーにて今回は、朝、早くに都内をでて、そのまま登山開始。

2度目の挑戦は天気も良く、順調である。しかし、が強く、いくらも上らないうちに体中が火山灰だらけになる。

すでに本来の登山シーズンを過ぎたためか、途中の休憩小屋は、ほとんどがしまっていた。


当然、水分や軽食は持参しているので、早めはやめの休憩を心がけるが、8合目を前にして仲間がかなりばててきた。


ザックを持ってやるがペースががっくり落ちる。


それでも、みなで様子を見ながら、かなりの時間はかかったが、何とか山頂までたどり着いた。
ばてていた仲間は軽い高山病かもしれない。顔色が悪かった。


登るのに時間がかかりすぎたのと仲間の体調を考えると、到底おはち巡りは無理と判断し、休憩したら去ったと下山することにした。


σ(^_^;は、当時、海外出張が多かったのだが、行った先でのくつろぎようとして、安物のビーチサンダルを常に持参していた。オーストラリア、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、ブラジルと常にともに旅をしてきたサンダルである。いわば、世界5大陸を股にかけたビーサンである。

酷使に耐えかねてちぎれた鼻緒をシート(細いロープのこと)で修繕してあった。


そしてそのビーチサンダルを、今回の登山にも持ってきていた。

世界5大陸を制覇したビーチサンダルに日本一の山も制覇させたかったのである。


そこで、山頂での休憩の合間に、登山靴を脱ぎ、素足になってそのビーサンでぺたぺたとそこいらを歩き回った。


たしか9月初旬だったと思う。まだ、下界では十分に暑い時期であるが、なんと言っても富士山の山頂である。しかも風がかなり強い日だった。


素足では数分しか持たない。指がもげそうなくらい寒いのである。


おそらく時間にすると5分程度だろう。とりあえず、日本一の山も制覇するという野望は果たした。

σ(^_^;は大いなる満足感に充ち満ちていた。しかし、名残惜しかったが、ホントに指がもげそうなくらい寒いのでそうそうに下山を開始した。


下りは早い。具合の悪かった仲間もある程度降りるとウソのように、元気になった。


こうして、駆けるように下り、富士の有料道路のゲート閉鎖時間を気にしつつ、皆を乗せたワンボックスで一気に下界まで戻ったのである。


後にも先にも山頂を極めたのはこの一回だけである。

また行きたい気もするが、今の体力では正直自信がない。あのときだって、9合目くらいからは明らかに空気が薄いのが実感できて、平地の半分も動けないのである。


あのとき持っていたコンパクトカメラはあらゆるところに火山灰が入り込み、じゃりじゃり言って動かなくなった。

2度のオーバーホールを経て何とか使えるようにはなったが・・・・





以上、にーさんのコメントに触発されてつい、富士山シリーズを本日のブログ第2弾として書いてみた。

しかし、タイトルとは全く違う内容になったなぁ~。(爆)


富士山は上からでも下からでも良いが、やはり離れて眺めている方が楽ちんでよい。(笑)