まずは、KATOさんのコメントへのお返事。
そうなんですよ。σ(^_^;も個人的にはカスタムはあまり好きじゃないです。(というか大嫌い!)バイクというのはオンオフ問わず、軽快な運動性能がその楽しさの核にあると思っているので、光り物で装飾してちんたらまっすぐ走るだけのバイクはいらないです。
でも、最近のバイク雑誌を見ていると、スクータブームも少し落ち着きつつあり、次のブームを模索している感じがします。で、その記事の指向はかつてのバイクブームだった頃の、レプリカだったりツーリングバイクだったり・・・・
書き手の世代がたぶんその時代にバイクにはまった人が多いからと言う理由が大きいとは思いますが、国内各社とも大排気量の高価なバイクばかりを出している事へのアンチテーゼもあるかも知れません。
個人的にも、もっと初心者が気楽に乗れて、スキルアップに役立つモデルが欲しいところです。今は250ccクラスのツーリングバイクは皆無だし・・・・
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ってなわけでここから本日分のブログ。
今日は早く帰ってきたので、4本立て。(爆)
その1:オーストラリアグランプリ
まずは、佳境に入っているロードレースの話題から。
今年もフィリップアイランドで行われる。 このサーキットは何度か行った事があるが、「フェアリーペンギン」、「南風」、「南十字星」というキーワードが記憶の引き出しからでてくる。
はじめのペンギンだが、小型のフェアリーペンギンが海岸に多数生息しており、夕方になると群れをなして海からあがってきて、陸にあるそれぞれの巣穴に戻るのである。それを見られるような観光施設が海辺にあるのである。
30~40cmの小型のペンギンがひょこひょこ歩く姿は可愛いものである。たしか「ペンギン・パレード」と呼ばれていた。早めの夕食を取ってから見に行ったものである。食べるものと言えば、ロブスター。ま、でっかいザリガニである。でっかい分だけ大味で大したものではない。
ここは、それ以外は何もない島である。メルボルンからは車でたしか3時間くらい。オーストラリア大陸の南東に位置する小さな島である。何も無い分、夜は星空が美しく、初めて南十字星を見た事を思い出す。
海に囲まれた小さな島だけに、サーフスポットが多いようで島内にはサーフショップは多い。
サーキットはと言えば、海沿いにあるため、風が強い。一番南側(海寄り)にあるコーナーはウインディーコーナーと呼ばれているが、風でフロントがすくわれて転倒しそうになるらしい。南半球だから当たり前だが、北風が温かく南風が冷たいのである。南緯が高い所為で南風の冷たさと言ったら半端ではない。南極が近い?せいだと、変な納得の仕方をしていた記憶がある。
ちなみにここはリアタイヤに非常に厳しいサーキットである。左側にばかり負荷がかかるのでトレッドの剥離やブリスターが出やすいのである。おまけに1コーナー侵入時には右側が冷えているので意外に転倒が多かったりする。
今はどうか知らないが、昔は、全てがおんぼろだった。ただの田舎のサーキット。海沿いの防風林の間の道を入っていくと海沿いに突然サーキットが現れる。
ピットはおそろしくお粗末 トイレもきったないぽっとんトイレ 照明もないので日が暮れたあとはヘッドライト持参でないと用も足せない。
サーキットの敷地内には野ウサギが闊歩しており、サーキットまでの防風林沿いの道ばたのユーカリには野良コアラがぶら下がっていたりした。
それから季節にもよるのかも知れないが、カモメとハエが多い。カモメがマシンにぶつかる事もたまにある。 レースの時は爆竹か何かで追い払っていたはず。ハエは風が強い日はあまりでてこないが、風が弱まるとうっとうしいほどでてくる。空気が乾燥しているせいで水分を求めているのだと思うが、目や口元などたかってきてうっとうしい事この上ない。
島から大陸側に戻り、メルボルンに向かっていくらも走らないところに、ジャイアントワームという巨大ミミズの博物館?がある。一度入った事があるが、数mはあろうかというでっかいミミズにお目にかかれる。隣接した小屋にウオンバット(巨大なネズミだと思えばいい)も居たっけ。
その2:雨の日のスクーター
このところ雨が続いている。しかし、スクータならではのプロテクションのおかげでさほど苦にならない。
それに、ナックルバイザー
( http://www.honda.co.jp/bike-customize/contents/forza06/handle.html )
をつけているので、手もほとんどぬれず、風も当たらないので快適である。
雨の日にぬれたグローブに風が当たるとかなり冷えてそういうところから少しずつ疲労が蓄積するのである。
何とも格好悪いが実用性十分である。これは純正のオプションであるが、実は以前乗っていたホンダ・フリーウエイやアプリリア・レオナルドというスクータに全く同じような構造のものを自作してつけていた。
パクられたのではないかと思うくらいである。(笑)
その3:飲酒運転
先日の飲酒運転による悲惨な事故を受けて、各地で取り締まりが強化されているらしいが、いっそのこと、呼気の検知装置を取り付けてアルコールが検知されたらエンジンがかからないようにすればいいと思っていたら、既に世の中にはあるらしい。欧州ではトラック業者などで導入が進んでいるそうだ。
こんな話を書いていたら、日産がそうそうにこんな宣言をしたそうである。
「飲んだら動かない車、日産が開発へ 」
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060913AT1D1301513092006.html
いち早く宣言する事で企業イメージの向上を狙っての事で若干のいやらしさは残るが、やる事自体は大賛成である。
我が家のある町も典型的な地方都市なので飲み屋には必ず駐車場があるし、夜などは、ふらふらしながら走っている車もよく見かける。せいぜい近寄らないようにする事くらいでしか、我が身を守るすべはない。バイクの時などは結構、おそろしい。
気をつける事にしよう。
その4:ペンタックスと蒸気機関車
ペンタックス・デジタル一眼レフの新しいモデルである、「K100D」が売れているらしい。
手ぶれ補正機能も付いてあの実売価格は確かにお買い得である。Pentaxも使う僕としては、ちょっと食指が動くが、この秋にも発売されるという上級機の方が気になる。
と言うよりは、それを待っている。そのために、型落ちになってしまう、*istDは少し前にヤフオクで売却してしまった。
現在、持っているペンタックスは銀塩ばかりである。
しかし、古いペンタックスファンには「K」シリーズのネーミングは懐かしいらしいが、あまり詳しくないσ(^_^;にとっては、「K100D」と言われると、子供の頃みた「走れ、K100」という子供向けのドラマを思い出す。
確か、小野やすしが主演でタイヤを取り付けたK100という蒸気機関車で日本を縦断して、夕張まで届けるという話だったと思う。
市街地などを走っているときに布団を干している主婦や子供をおぶった人に「煙いからあっちに行け!」と邪険にされていたのを思い出す。
ある意味、先見性のある描写であった。
K100の凄いところは、蒸気機関車のくせにタイヤをつけて普通の道路を走ってしまった事。今思うと、どうやって曲がっていたんだろう・・・。機関車にはステアリング機構はないはず。
それに、ナンと言ってもK100は水陸両用!なのである。そのまま水に浮かんで水面を進む事が出来る。
ここまで来ると、マッハ号やチキチキマシン並であるが、子供の好奇心を刺激するには十分だった。なつかしーなぁ~。