パキスタンのベーナズィール・ブットーさんが、暗殺されました。
オックスフォードを出られて、まさに才色兼備でしたね。
パキスタンの民主化がまた遠くなるのでしょうね。
きっとこの年末年始、パキスタンは混乱と暴動が起きるのでしょう。国のあちこちで火の手があがっていました。
人の考え方は十人十色ではあるわけですが、分裂化を望む人達もいるわけで…。
パキスタンには一度、弟に案内して連れて行ってもらったので、また特別な思いがあります。
あのときに出逢った人達はみんな明るく、親日派が多かったです。
もうすでに国内情勢は悪化していたので、カラチなどには行けませんでしたけど、あちこち回りました。
あの時、思い切って行ってよかったな。たぶん入国さえままなりませんし。
子供達がみな明るくて、人はお節介なほど親切で感情豊かで(突然怒り出す人もいたけど)乾燥しきった空気の中、黄色い景色がとても懐かしいです。
とても印象的だったのが、子供達がなぜか、抱っこをせがんでくるんです。恥ずかしそうでしたけど。
ものすごく小さい子は、お母さんが「うちの子も抱っこしてくれない?」ってな感じでひょいと預けるんですね。
どの子も目がキラキラしていて、恥ずかしそうだけど嬉しそうにしているんです。
とてもかわいらしく、ほのぼのとした光景でココロに残っています。
あの子供達はどうしているのかなあ。
そんな事を思ってしまうニュースでした。
──合掌