第9旅第10章:由比ヶ浜駅~和田塚駅 | もこ太郎の平成阿房列車

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人でごった返す長谷駅 から何とか脱出した。

鎌倉に向かう列車内は相変わらず混雑しているが。


列車は民家の壁をかすめるのではないかと思わせるほど、すれすれの距離を走る。
実際、民家から伸びている植木の枝と完全に接触する場面があった。
江ノ島~腰越間の併用軌道区間鎌倉高校前駅付近の海を展望できる区間 と共に、江ノ電を象徴する車窓と言えよう。


長谷駅からわずか1分程で、隣の駅に到着した。


「由比ヶ浜(ゆいがはま)駅」



単式ホーム1面1線を有する無人駅。

駅名にもなっている、由比ヶ浜海水浴場が駅の近辺にあるが、駅から海水浴場を臨むことはできない。




駅周辺は住宅街となっているが、長谷駅に比べるとずいぶんと静かな印象を受ける。


これと言ってする事が無かったので、ホームの花壇に植えられた花を見ていると、いつの間にか次の鎌倉行き列車が到着した。




列車に乗り込むと、車窓を楽しむ隙も無いほど、あっという間に隣の駅に到着した。



「和田塚(わだづか)駅」




由比ヶ浜駅と同じく、単式ホーム1面1線を有する無人駅。

どことなく由比ヶ浜駅に雰囲気の似た印象を受ける。




駅周辺は住宅街となっているが、ホームから線路の向こう側に目を向けると、店のような佇まいの建物があるのに気づいた。





ここは「無心庵(むしんあん)」という甘味処である。

入店するには線路の上を渡る必要があるので、十分注意していただきたい。


いかにも古都鎌倉らしい佇まいである。

店内からは、江ノ電の車両が走る姿を臨む事が可能だという。

江ノ電を眺めながら、あんみつに舌鼓を打つという、贅沢な時間がここでは過ごせそうだ。


残念ながら時間が無いので、この店に訪れるのは次の機会としたい。




いよいよ、残すところあと一駅となった。


乗車した鎌倉行きの列車は、ゆっくりと和田塚駅を発った。


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