11月12日(火)サントリーホール
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 作品19
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
【アンコール】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 BWV 1006より I.プレリュード (ヴァイオリン・アンコール)
指揮: アンドリス・ネルソンス
ヴァイオリン:五嶋みどり
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
今年はネルソンスということで、2回参戦した。
本日は、小澤征爾への黙祷のためのG線上のアリアではじまった。
今日の目当ては五嶋みどりのプロコ。
これをめちゃくちゃ楽しみにしていた。
しかしながらP席でコンチェルトはやはりキツいんだよな〜。
ピアノはイケる。しかしヴァイオリンは厳しいものがあった。昔にクラリネットのコンチェルトがあったが、P席では1音も聞こえなかったことがある。まあ仕方ないかな。。
P席だったからか、第1楽章は全然良くなかった。オケとのバランスが酷く耳を疑った。全然オケと合っていないように聞こえた。
こんなことをツイートしている人は一人もいないので、おそらくP席によるものでしょう。。。
しかし、第2楽章〜は非常に素晴らしかった。
念願の五嶋みどり。やっと聴けた。謎に本日初めて生で拝聴させてもらった。
これが五嶋みどりか、、とひとしお。しかしP席じゃあ堪能できなかった。
いやしかし、アンコールはオケの音がないからだろう、堪能できた。これ以上ない美音。素晴らしかった。
さて、メインのマラ5は、強烈な名演だった。
これはおそらく人生でTOP1のマラ5だと思う。
ウィーン・フィルとは思えぬ大迫力の爆演で、ネルソンスの実力を見た。
トランペットは人間業とは思えぬほどの美音。完璧。
ホルンが不調だったが、ウィーン・フィルをもってしてもホルンは難しいのだなと少し人間らしさすら感じた笑
いやしかし、マーラーは強烈だった。
こんなド迫力の演奏もするのだなと。
彦麻呂風に言うと「音の大洪水じゃ〜」という感じで音で溢れていた。
すごかった。
またそれぞれの演奏がうますぎて。。音も美しすぎて。。
超一流の超爆演はめちゃくちゃ楽しかった。
やはりネルソンスは魔法使いだと改めて思った。
ネルソンス、後ろ姿を見ると本当に痩せたな。
今回、撮影禁止とあったので撮らなかったが、Xを見ると写真が結構アップされている。
私も撮りたかった。。