N響 エストラーダ タコ5 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年11月15日 (金) NHKホール

ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
ヴァインベルク/トランペット協奏曲 変ロ長調 作品94
ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47

【アンコール】

日本古謡(ラインホルト・フリードリヒ編)/さくら さくら

指揮 : アンドレス・オロスコ・エストラーダ
トランペット : ラインホルト・フリードリヒ

 

 

 

エストラーダは本日で3回目。

2018年フランクフルト放送響で新世界を、2回目は2019年にウィーンフィルを聴いた。

過去来日で2回行っているが、どちらもソリスト目当てである(前者はロザコヴィッチ、後者はブロンフマン)。

 

今回は初在京オケ。

メインのタコ5は大変素晴らしかった!

NHKホールでもなかなかの音量。

若い指揮者にありがちな「美しい演奏」ではあったが、物足りなさもなく私は大変に素晴らしいと思った。

 

特に第3楽章は秀逸だった。

あと、N響はうまいな〜と改めて思った。

最後の消えゆくような終わり方がハッとするほど美しかった。

 

第4楽章は金管が爆発しながらの入り。こんな入りは初めて聴いた。フルートのピロピロより金管の方が目立ってた。

菊本さんのトランペットソロが通ること。

文句なしの演奏だった。

 

 

前半のヴァインベルクは予習していた音源よりだいぶ劣っているように感じ、あまり楽しめなかった。

アンコールの「さくら」は極上の音色だったが、本編では音色も菊本さんの方がぶっちゃけいいと思った。

予習の段階だは面白い曲、とても楽しみ!と思っていただけに残念。結局は自分の感性の違いだろう。

 

タンホイザーは完全に抜け落ちていて、ヴァインベルクのトランペットだと思っていたのにいきなりタンホイザーが始まってびっくりしたw 思わずプログラムを見てしまった。でもいい演奏だったと思う。

 

さて、本日のコンマスは長原さんだった。

やはりN響へ行くのだろう。確定でしょう。

読響の音は私は1番好きなので、今後のN響が楽しみ。B定期にも長原さんの名前あり。

やはりサントリーで真のN響の音と長原さんの掛け合わせを楽しみたい。

 

ところで余談だが、3ヶ月連続振替がやっと終わる。振替中もみないい席だった。

来期のC定期は土曜の14時スタートはやめて、金曜夜会員にするということを忘備録で書き記しておく。

三分の一が振替になってしまったため。来シーズンもC定期は継続する予定だ。