神奈フィル 大植 ラロ、ラフ2 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年5月11日(土) みなとみらいホール

ラロ/スペイン交響曲ニ短調Op.21♭
ラフマニノフ/交響曲第2番ホ短調Op.27

【アンコール】

カルロス・ガルデル(アウグスティン・ハーデリヒ編曲)/
Por Uua Cabeza(ポル・ウナ・カベサ)


指揮:大植英次 

ヴァイオリン:大江馨♭

 

 

 

3週間ぶりのコンサートだ。

今年、足繁く通う予定の神奈フィル、本日の目当てはラロ。この曲大好きだ。

 

ソリストはコンマス大江さん。この大江さんの演奏がめちゃくちゃうまかった!

コンマスにしとくのがもったいないくらいの演奏だ。

若いエネルギッシュな演奏でありながらも技術、情緒どこをとっても素晴らしかった。

 

大江さん、ものすごく育ちの良さそうな顔立ちしてるなと思ってプロフを見ると慶應とのこと。人の人生・生い立ちって顔に出るよなぁ〜と思った。

 

後半はラフマ。ひっさびさに聞いた。

この曲、こんなにいい曲だったっけな。久しぶりすぎてとても新鮮に聞けた。

 

オケの音が前半の1.5倍くらい大きな音。

コンチェルトはソリストの音量に合わせていたのか、と計算された演奏を感じ取って驚いた。

以前にオーチャードホールでソリストの演奏がまったく聞こえなかったことがあったが、あれは指揮者が何も考えていなかったんだな。

 

ラフマ、ダイナミックで強く、心打たれる演奏。

ゲルギエフやアシュケナージのいう「ラフマニノフはメロディが綺麗だからといって甘ったるくセンチメンタルにしないように注意してる」という発言の如く、今回の演奏もそれを受け継いでいるかのようなものだった。

 

第3楽章、そうだ、そうえばこの曲はこの楽章が異常な美しさだったんだった。

泣いちゃったよね。

第3楽章を聴きながら、ロシアに行ったことを思い出した。美しい国だった。また行きたいと改めて思った。最近よく思い出す。

 

大植さんはアンプ。大きな身振りで、派手な演出もなくよい演奏だった。

音が大きくてロシアオケっぽかった。

 

 

帰りに全身神奈フィルグッズの客がいることに気づいた。Tシャツとかバッグとか。

神奈フィル、グッズ販売すごいな。力を入れている。

また、アンケートに答えたらシールをもらえるのもよい。

私もアンケートに答えてシールをもらって大切にしまったのになくしてしまったっぽい。。。

N響にはしごした時に落としたのかな。とてもショック!!!どこを探してもない。。

 

来月またアンケートに答えてもらおう。