DSCH弦楽四重奏団 弦楽四重奏曲4、5、6 | クラシックコンサート鑑賞日記

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コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年4月21日(日)すみだトリフォニーホール 小ホール

ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第4番 ニ長調 op. 83
弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 op. 92
弦楽四重奏曲第6番 ト長調 op. 101
【アンコール】
弦楽四重奏曲第8番 第1楽章

 

DSCH弦楽四重奏団
(ヴァイオリン:崔 文洙、ビルマン聡平 ヴィオラ:安達真理 チェロ:植木昭雄)

 

 

 

年に1回ペースでショスタコの弦楽四重奏曲をすべて弾くというプロジェクトの2回目。

DSCHとかいて「レミドシ」と読む。

やはりチラシも見たことがなければSNSでも同じで圧倒的に宣伝不足だと思われる。すべて自分たちでやっているのか?もっと宣伝すべき。

 

さて前回に引き続き今回も非常に素晴らしい演奏だった。

ついこの前、春祭でN響メンバーで演奏の5番6番を聞いたばかりだが、本日の方が迫力があり聞き応えがあった。

今回もヴィオラの安達さんの音色が極上。引き込まれた。

 

全体的に煽るようなピッチの速い爆演でとても私好み。

それぞれの演奏もうまく、4人の息もぴったり。もっとここがこうだったら、とかまったくない非常にいい演奏だった。

 

N響と比較すると、本日は感情丸出しの突っ走り。N響はやはりちょっとどこか上品に感じる。

ショスタコは上品にやると面白みに欠ける。本日のように前のめりに突き進むような演奏が「らしい」。

 

アンコールは前回と同じ8番の第1楽章。