2024年4月17日 [水] 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館 小ホール
ピアノ:イノン・バルナタン
ラモー:《新クラヴサン組曲集》より 組曲 ト長調 RCT6
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ストラヴィンスキー(G.アゴスティ編):バレエ音楽《火の鳥》より
魔王カスチェイの凶悪な踊り
子守歌
終曲
ラフマニノフ(バルナタン編):交響的舞曲 op.45
【アンコール】
J.S.バッハ(E. ペトリ編):狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208 より アリア「羊は安らかに草を食み」
J.S.バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 BWV1006 より 第1楽章
6年前に武蔵野で聞いた時には、音はいいがあまりにミスタッチが多すぎて聞いていて疲弊した。
今回はそこまでではなかったのでよかった。
ラモーからのラヴェルはちゃんとラヴェルの音だった。
火の鳥はカントロフのこの世のものとは思えぬほどの素晴らしい演奏を2回聞いたので、それと比較してしまうと全然いいと思えなかった。
バルナタンは、グリッサンドばかり目立って全然音がキラキラしていなかったし、強く弾きすぎだ。
とにかくカントロフが神すぎて、これは誰も勝てないだろう。
交響的舞曲は中盤からかなりよかった。
理想の音だったかな。
全体的に離れた次の打鍵が少し遅い気がする。
アンコールはよかった。