原田英代 ピアノ・リサイタル | クラシックコンサート鑑賞日記

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コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年1月28日(日)武蔵野市民文化会館 小ホール

原田英代 ピアノ・リサイタル 
~ラフマニノフと、彼が愛した作曲家たち~

シューマン:アラベスク ハ長調 op.18
リスト:愛の夢 第3番
ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死 S.447 R.280
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 op.52
チャイコフスキー:『四季』より 6月「舟歌」、11月「トロイカ」
チャイコフスキー(プレトニョフ編):『くるみ割り人形』よりアダージョ
ラフマニノフ:
 前奏曲 嬰ハ短調「鐘」op.3-2
 前奏曲 ト長調 op.32-5
 練習曲 ト短調「音の絵」op.33-8
 前奏曲 op.32-12 嬰ト短調
 楽興の時 ト長調 op.16-6
 ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 (1931年版)
【アンコール】

ラフマニノフ:前奏曲 二長調 op.23-4

ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 op.64-2

 

 

 

武蔵野は2年以上ぶり。

大好きなラフマニノフ2番がお目当て。他にも鐘とか楽興の時など超好物だらけだったので行ってみた。

 

原田さんは失礼ながら存じ上げなかった。

そこそこ年のいった女性。前半後半の弾き分けは見事だった。

前半は粒だった弱音が美しい。アラベスクだけちょっと自分好みではなかったが、あとは理想的な演奏だった。

 

後半はミスタッチも何度かあったが、非常に力強い演奏で別人のような演奏。しっかりラフマニノフだった。

 

アンコールのショパンのワルツといい、前半のバラードといい、ショパンは別格で良かった気がする。

 

サイン会には長蛇の列。

久々の武蔵野、行って良かった。