三浦文彰ヴァイオリン・リサイタル | クラシックコンサート鑑賞日記

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コンサートの余韻を楽しむブログ

2021年02月20日 (土) 紀尾井ホール


モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 K. 377
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 作品80

【アンコール】

プロコフィエフ:三つのオレンジへの恋よりマーチ

パラディス:シチリアーノ


三浦文彰(ヴァイオリン)
髙木竜馬(ピアノ)

 

 

 

もちろんプロコ目当て。難曲をよく弾きこなしていたと思う。

プロコのヴァイオリンソナタは頻繁に演奏されるわけではないので、演奏してくれるだけで嬉しい。

とはいえ4月にも小林壱成さんが同じく紀尾井で演奏するようだ。

 

前半のモツとブラは心地よくちょっと居眠り。

髙木さんのピアノも美しい。

三浦さんの音色は透き通るような美音というわけでもなかったが、若い男性らしく元気があっていいと思う。

ブラームスは、イザベル・ファウストの時に誤って予習していた作品100。

 

メインのプロコは第1楽章で十分怪しげな雰囲気を出せていてよかった。

第2楽章もなかなか。弾けつつ、聞かせどころはたっぷりと聞かせる。

目まぐるしい技巧の曲だがヒステリックな音にもならず、さすがだった。

 

まだ8時になってないのでアンコールやりますと。

プロコ繋がりからのしっとりシチリアーノ。