SNSの記事に保育士のこんな投稿を見つけました。
保育園からの手紙を配るといきなり紙飛行機を折り始めた男の子がいました。
「保育園からの大事な手紙だから、飛行機にしないで直ぐにしまって欲しい」と、話しました。
すると、「だって、保育園の手紙はゴミになるからってママは直ぐ捨てちゃうもん」と、言いました。
子供の言う事だから…と、思いましたが、この子の忘れ物の多さや、親が「知りませんでした!」と言う事が多いのも納得できました。
『なるほどね~』
それってこんなことにつながるのかな?
1,行事を忘れてしまう
園行事は年間計画であらかじめお知らせしてあるが行事を忘れてしまう
必ず前月の園便りには次の月の予定を載せているが予定を忘れてしまう
2,提出物が締め切りまでに提出されない
提出物は締め切り日をあらかじめお知らせしているが提出できない
提出自体を忘れている
後から提出しても困らないと思ってしまう
3,子どもの持ち物が揃えられない、忘れ物が多い
行事や保育で必要な物はあらかじめ猶予をもってお知らせしているが揃えられない
文字だけでは伝わりにくいところもあるので絵を入れて説明されているが内容の理解ができていない?
4,園へ電話をして聞いてくる (困った時には聞いてくれていいんですけどね)
紙面発行後、「紙面をなくした」「捨てた」「わからない」等で園へ電話の問い合わせをしてくる
上記のような人が多いと、園が本来行うべきことがスムーズに行えなくなってしまいますね。
あなたは、上記の項目に該当していませんか?
子どものためにも、園からのお便りや連絡帳には必ず目を通せるといいですね。
一番困るのは子ども本人です。
困っていることを幼児さんは家で言えているかなあ?
持ち物忘れ等、子どもが困らないように園がフォローするのが良いのか、親が行うべきことは親にお願いするべきなのか迷うところです。
そこでやってもらいたいことは、家で子どもと一緒にお便りの確認をしてもらうことです。
例えば、
親:「〇日は遠足なんだって。どこに行くか知ってる?」
子:「しってるよ。動物園だって先生いってたもん。」
親:「よく先生の話きいてたね~。じゃあ、持ち物なんだかしってる?」
子:「しらなーい」
親:「リュックサックってかいてあるよ。」
子:「へー。」
親:「お荷物を入れるんだよ。お家にはないんだ。遠足までに準備しなきゃだね。」
とまあ、こんな具合にはなしは盛り上がり、園の行事を楽しみにする気持ちや、持ち物をそろえようとする子どもの気持ちを育むことができるのです。
この先、親が持ち物の用意をしなくても、幼児さんは自ら持ち物に気を付けるようになるかもしれません。
期待したいと思います。
園ではお便りをより身近に感じてもらうような工夫をしています。
子ども達のかわいいつぶやき・様子・成長をお伝えすることや写真・イラストも見ていただくための工夫です。
子どもと一緒に園での活動を話してもらうきっかけとなれば嬉しいです。
また、園の方針や保育を知ってもらい園に興味を持ってもらう工夫もしています。
ITCを導入しメールやアプリでも見れるようにしている園もあります。
昔よりはるかに読みやすいわかりやすいお便りになっているはずです。
これから通う小学校・中学校・高校と、お便りは続きます。
そしてそれは家庭と園(学校)をつなぐ大切なものです。