「子育て」とは子どもに育てられること | モコのブログ

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保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。

「子育て」って、親が子どもに育てられていることだと、常々思っています。


子どもを通して、色々な社会が見えてきます。




「子は親の鏡」と言うけれど、本当に子どもは親にそっくりに成長します。


親のDNAを持っているから当たり前っていえば、それまでなのですが、


習慣、口調、考え方、・・・・・


顔や体系、性格だけではありません。


ありとあらゆる・・・・それも似てほしくないところは、特に似ます。




持って生まれたもの以外にも、家庭内での会話、態度はそっくりそのまま子どもの会話や態度


に出ます。


自分の子どもには、「誰にでもやさしくできる子どもに育ってほしい」と願っていても、


親の価値観が評価重視の学力優先では、誰にでもやさい子どもには育ちません。


そんな親の人間に対する価値は学力=職業だったりしたら大変です。


いわゆる高収入の職業につけた人間は素晴らしく、そうでない人間は・・・と教えられているのです


から、子どもも人を差別するようになってしまします。



また、すぐに怒ったり、切れたりする親に育てられれば、子どももそれを真似るでしょう。


自分の感情を誰にでもぶつける親に育てられれば、どこでも誰にでも怒りをぶつける子どもになる


でしょう。




DNAだからでは決してないのです。


子どもは親を見ているのです。


真似るのです。





お子さんに悩んだ時、まず自分の言動を振りかってみて。


似ていると思ったら、自分が変わる努力をすれば、きっと、子どもも変わるはず。


だって、子どもは親を見て育つのだから。




そうしているうちに、変わって、変わって、親が成長するのです。


それが、「子育て」です。


お子さんの事で悩んで、苦しんで、大変だから、親が育つのです。


そんな親の背中を、子どもはいつも見ています。