離乳期の子どもの食事の介助って難しいですよね。
手づかみ食べをさせないと、自分で食べるという意欲が育たないっていうけれど、
周りは食べ物があちこちに・・・、すごいことになってしまいますものね。
また、食べやすいように小さく細かくしてしまうのも、丸呑みを推進してしまう事になってしまって
いたり、いったいどんな風に食べさせればいいのか・・・悩んでしまう方も多いのでは?
まず、
手づかみ食べの重要性からお話しましょう。
・食べ物を目で確かめ位置、大きさ、形を確認しています。
・手で掴むことで、固さ、温度を確かめ、握る力加減の体験を繰り返しています。
・手から口への運びを繰り返し経験しています。
これらができることにより、目・手・口が連動し働き、この後の食器や道具が使えるようになります。
「自分でやりたい」という意欲がでてくるので、「自分で食べる」発達を育てます。
次に、
手づかみ食べの介助の仕方
○手づかみ食べができるよう配慮する
・ご飯をおにぎりにしたり、野菜の切り方を大きめにする(固さはその子の程度にあわせる)
・前歯や歯茎で一口量をかみとる練習ができるような大きさのものの提供
・食べ物の一部は子ども用のお皿に入れ、自分でも食べられるようにする
歯がはえていなくても、歯茎や舌とあごを使って食べる練習をしてほしいです。
歯が生えていなくても、つぶせる固さのものであれば、ドロドロでなくても大丈夫。
その際、しっかりモグモグできているか確認してあげてくださいね。
○汚れてもいい環境
・エプロン使用
・テーブルの下には、ビニールシートや新聞紙を。
(モコでは、新聞紙を使用し、最後は丸めてごみ箱へポイ!)
後片付けしやすいように準備しておくことが大切です。
○意欲は尊重
・子どもの食べるペースを大切に。
・食事の時間に空腹を感じられうようにする。
たっぷり遊んで、規則的な食事時間のリズムを作ってあげましょう。
沢山食べられる子どもは、何にでも意欲的です。
これって、とっても大切なことです。