赤ちゃんは、生まれた瞬間から多くの人と出会い関わり、小さな集団から大きな集団(社会)へ出ていきます。
人間は一人では生きていけない社会的な生き物だそうです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、社会のことは全く知りませんが、そのうちに色々なことを知り、自分の生き方
を見つけ、社会へ参加していきます。
まず、世の中で生きていくための情報(知識や感情の表し方)を教えてくれるのは、お父さんやお母さんです。
赤ちゃんの心の育ちの中には、人とのコミュニケーションをつかさどる機能が沢山あります。
笑顔、言葉、自己主張・・・。
快、不快、怒り、恐れ、愛情、嫉妬、・・・どんどんと分化していくそうです。
赤ちゃんが必要な栄養分を口から取り入れ、体内に取り入れるように、遊びや体験・経験は、これと同じよう
に、心の栄養になります。
情緒の発達も「快」の刺激をいかに沢山体内に取り入れているかにより、感情のバランスがとれているかが
大きく異なっていくのだそうです。
子どもを取り巻く大人が、これから心を育てていく良い見本となり、良い刺激があたえられるよう、改めて意識
を持っていきたいものです。