旅行2日目の記録です。
1日目はこちら
朝、宿を出ると、ワシャワシャワシャ~~~!!!と聞き慣れない、かしましい蝉の声。
クマゼミ! この声を聞くと、ああ遠くに来たんだなと思う
身体もちょっと緑っぽくて、綺麗な子。
二見興玉神社
まず向かうのは、海沿いの二見興玉神社。
伊勢にまいる前に、こちらで禊をして身を清めていく、というのがお作法のようで。
前日に調べたら、伊勢神宮の外宮がちょうど中央構造線の真上にあって、どうも二見興玉神社もその(構造線の)延長にあるんだよなあ。
こちら参考サイト
ちなみに宿はマップに「伊勢市」と書いてあるあたりに取っていて、二見興玉神社まで車で15-20分。
外宮と内宮もかなり離れているし、可能なら車があったほうが、移動は楽だと思います。
道中見えるこの山のへりが正に中央構造線と思われる・・・
(急に理科の話にシフトするww)

夫婦岩です。ここの間から朝日が昇るのを目掛けて来るカメラマンも多いみたい。
我々夫婦は、お参りしたのち、「おお・・・この緑、正に三波川変成岩・・・!」と斜め上の感動ww
日本ってなんやかんやあって、ざっくりいえば縦長の帯状に同じ地質帯が広がる、というユニークな構造をしているのですが、ここと同じような起源の石が、関東・よっちゃん(夫)実家の埼玉県秩父市の近くでも観察できるんですね。
教科書や論文、ようするに知識としてだけで知っていたものを実際に目にすると、自然や大地とお友達になれるというのかな?
日本列島のなりたちを実感するような、不思議な一体感があるのです・・・
すなわち、私たちの「三波川変成岩~~」というのは「神様~~
」というのと同義です
賛同して頂ける人がどれくらいいるかわからないけど(笑) 科学を通じた喜びって、神様への畏怖、崇敬と同じことなんじゃないかな?と私は思います。
参道脇に露頭(※地層・岩が観察できるスポット)があったもので、記念に写真を取ったらば、どういう光の加減なのか、虹が写ったよ
これは神様歓迎してくれたっしょww と勝手に解釈
伊勢神宮 外宮
さてさてそして。車で伊勢の中心の方に戻って、伊勢神宮の外宮へイン。
入口にて。
境内に要石あったよ・・・
断層の真上だけに、味わい深し・・・
別宮のひとつ、風宮(かぜのみや)。
御祭神は
級長津彦命(しなつひこのみこと)
級長戸辺命(しなとべのみこと)
あの元寇を撃退した、神風の神様。
こちらも別宮、多賀宮(たがのみや)。
御祭神は豊受大御神の荒御魂。
個人的にはここが、いちばん圧を感じたかなぁ
これが外宮の正宮。
御祭神の豊受大御神がおわすところです。
なんというか、鳥居も社もすごくシンプル。でも存在感がすごくて、「これぞ日本の真髄」みたいな感覚を得ました…。
立派だったなあ…
つづく