今日はお天気が後半微妙で、最後は降り出すしまつてましたが、おかげさまでタロットリーディングがなんだか忙しく、充実の1日!
サビアンシンボルとは、ホロスコープ上の度数1度1度に、意味を与えた詩文のことです。黄道上の360度の1度1度にそれぞれチャネリングによって割り当てられた文があります。
チャネリングというとすごくオカルティックですが、その辺は置いといて(笑)
このホロスコープ上の360度が、バラバラに機能するのではなく、実はすべて繋がった、極めて緻密なシステムになっているんだね、ということを主によっちゃんと話していました。サビアンシンボルの本質は、詩文の研究というよりは、その構造論にあるように思います。
今日の議論の一番の成果は、12個あるサイン(星座)のそれぞれ1つ1つの中に、さらにフラクタルのごとく、12サイン的な性質と進化過程の構造が見て取れるのではないか? という結論に至ったことです。
例えば、牡羊座のサインは黄道上の最初の30度を担いますが、その中でも、最初の方の度数(0度〜)は牡羊座的なスターター的な役割があるし、真ん中の度数では対抗サインの影響が入ってきて、それはまるで対人関係を示唆する天秤座的な役割のようだし、最後の方(25〜30度)は次のサインに移るために今までの流れを終わらせる、それこそ魚座的な役割が見て取れる、と言った具合です。
文字にするとえらくわかりづらいですね(笑)興味あったら、ゆっくり説明しますのでぜひお茶会にご参加ください






天体やサイン(星座)の解読もそうですが、本来はキーワードの羅列で紋切り型の解読をするのではなく、全体の中の流れから、どういった局面になっているのか……というのを読むのが、占星術では非常に大事なように思います。(そして、私はまだこの段階には行けていません)
その辺は、タロットの構造にも通ずるところがあります。タロット自体も星のエネルギーで説明することが出来るし、当たり前といえば当たり前ですが。
キーワードの羅列、象徴と具体事象の照らし合わせで、直感で読む、というのが、タロットリーディングのさわりの段階です。(さわりといいましたが、これでも実際は十分な場合が多いです。)
でも、生命の樹の全体構造や、四大元素のエレメントの本質や目的をきちんと捉え、それを加味していくと、リーディングの視点がかなり広がります。
おかげさまで、私自身もここ半年ほどで、タロットの構造に関する理解が飛躍的に進み、研究会を立ち上げた意義を強く感じています。お茶会や研究会に参加くださっている皆さんには、深く感謝しています

よっちゃんが研究に加わった意義もとても大きく、自然哲学方面からの、地に足がついた調べ物をしてくれるのが、とても助かっています。
生まれた時に持ってきた人生の青写真(ブループリント)を、この生きている時間において、現実化、現象化することに他なりません。
専門的な言い方では、「新しいアイオーン(※時代みたいな意味)の到来」ということになるんですが、その言葉を使うこと自体には意味はないと思ってます、
よーするに1人1人が自分、人生と真剣に向き合って、生きたいように生きるということです。親とか世間とかにビビってるのも超え、承認欲求も超え、自分がやりたいことをやる。役割を果たす。
トートタロットが世に出て来たということは、もうそういう時代が来ちゃってるのよ ということです。
以前は私も別のタロットを使っていて、それでも別に同じ哲学で読めば、同じようなリーディングは出来るのですけど、トートタロットは本当にこの辺へのメッセージ性が明確です。
宗教や自然哲学の古典をいろいろ漁っているよっちゃんとも話したのですが、おそらくタロットや占星術の探求は、「神学」に近い要素で、自らを知る、人間というものを知る、世界を知る、という壮大な学問になり得ます。
テレビとか雑誌の星占いは、エンタメとしてはまあいいんじゃないとも思うけど、本音ではああいうの絶滅してほしい。(笑)
唯物論を超えていくサイエンスとして、真摯に取り組んでいきたいんですよねえ。私は理屈の通らないキラキラスピリチュアルも大好きなんですけど、理系男子のよっちゃんと組むことで、その辺のバランスを取っています。
この美しい世界をもっと知りたいのです。



さて明日はカフェはお休みで、私は料理教室に行ってきます。よっちゃんは知り合いのおばちゃん(80近いおばあちゃん)の農作業を手伝います。
どちらも「地」のエレメント的な。(笑)
哲学は「火」「風」の要素が強いですが、人間は土から離れては生きられませんので

意識は探求に向けつつも、日々の暮らしを、たんたんと楽しんでいきたいと思います
