今日は、昼間はポカポカと気持ちが良かった

お迎えの頃には空がまっくらになり、いつもは帰り道でスーパーにのんびり寄るところ、洗濯物が心配で直帰。幸い、降り出す前に取り込めた。
凄い雷と雨と風。春の嵐というやつだ。家の中でも、ちょっと怖かったな。でも、春っぽくて何か綺麗だなとも思った。
スピ系や引き寄せ関連の世界では、ハートを開いてるとお金が入るとか、人に貢献しているバロメータが収入だとか言われている。
これは原則的にはおおむね賛成なものの、前にも書いたけど、完全には解せないものがあって、ずっとモヤモヤしていた。
たとえば、保育士さんのお給料が低いのはなぜなんだ。
それよりお給料の高い仕事に比べて、世の中に貢献してないのかっていうと、それは全然違うんじゃないのかなあとか、思うところがある。
ホド、ネツァク以下の世界は、いわば物質界の準備の領域で、俗っぽい意識の世界。
おそらく、お金の流れを決めるのは、ハートというよりは、より俗っぽい意識領域である『ネツァク』の役割が大きいんじゃないか、と思います。
ネツァクには金星が対応し、感情や衝動を司っている場所だと、1つ前のブログで書きました。金星はまた、楽しみや生活におけるお金のエネルギーも示唆します。
「ネツァクの役割が大きい」とは、人々にとって「キャッチーである(=感情・衝動をゆさぶる)」ということ。それがお金の流れを決めるのではないでしょうか。
キャッチーな理由って、そのものの「貢献」の本質というより、貢献「感」にあるのだと思う。貢献「感」が高いものに、人々はお金を払う。クラウドファンディングなんか、もろにこの仕組みだよね。
保育士さんの平均給与が低いという話題に戻ります。
保育士さんの仕事の本質がめちゃくちゃ偉大なのは、よく触れている人なら、ある程度感じるところだと思います。
ただ、世の中全体からすると、子供と遊んでるだけとか、もともと女の仕事、家の中の当たり前の仕事、という感じで、低く見られている部分があるからこその、今の給与相場があるというのも事実だと思うの。(無論これは誤ったイメージで、本当は専門性を要する高度な仕事だと、個人的には強く思っています)
貢献の本質は偉大なのに、貢献「感」が低い。福祉分野の仕事が総じて平均給与が低いのは、そういう理由だと思います。
(いま、世の中全体で保育に対する貢献「感」が徐々に上がって、給与を上げる議論がされています。これはいい方向だと思う)
わかりやすいたとえで保育士さんを出したけど、
もし、動かしてるマネーが大きいほど良いのだとしたら、私は、個人事業主なんかやっている自分自身を否定しなきゃいけないことになるし、
ブログは読者数が多いほど良いことになるし、
SNSはいいねが多いほど良いことになる。
でも、パワー(お金や人気)が集まっているものほど優れているかっていうと、そんなことないじゃん。
それが集まるのは、もちろん貢献の本質のパワーも多少はあるけれど、「キャッチー」であることの力が大きい。よくも悪しくも、ネツァクをうまく使っているのだ。
実は、恥ずかしげもなく言えば、人のブログ等を見て、なんであんな低俗なこと書いてるあの人のブログの方が私のブログより人気なんだよ、
と思い切り人のことを気にして嫉妬して、そんな自分が嫌になって、モヤモヤしてたんだけど、
よっちゃんが、それって、低俗だからこそ集まるんだと思うなあ。とポツリと言う。
今に絶望していたり、すごく不足感があるひとには、夢を見させるものの方がキャッチーだし、だからこそ、それに願いを込めてブログを熟読するし、そこから商品を買ったりするんだよ。宝くじみたいなものだし、電灯に虫が群がるのと一緒だよ。
ほら、ケプラーだって、
「愚かな娘である占星術が、この収入によって、貧乏な母、自然哲学を養う」
って皮肉を言ってるじゃない。
(※これは、昔の数学・物理学者が、学問だけだと食えないので、数学物理学の計算の副産物、占星術で俗っぽい占いをやることで、貴族のパトロンをつけていたことを言ってます)
たくさん注目やお金をあつめるのは、そういう意味で、やり方が上手いんだよ。(悪い意味ではなく、ただ純粋にネツァクをうまく使っているだけ、それ以上でも以下でもない、ということ)
でも俺は低俗なものはあまり興味がないよ。その、自分の収入がどうこうってわざわざ書いて煽るとか、あなたもできる!星を使えば道が拓ける!っていうのは、占星術の本質に比べたら、ひどく品がないじゃない。
暮らすのにお金は必要だし、子供たちの学費を稼ぐくらいはこれから働くし、そういう意味ではうまさは必要だよ。
でも、そういう、人の渇望感や欲望を刺激するようなやり方を、全員がしなきゃいけないわけではないと思う。
そういう人は、信者はたくさん集まるだろうけど、俺は信者はいらないや。
昔、お祭りでやった「あぶり豚串」は実によく売れたけど(※売上断トツレコード 笑)、べつにうちらは串が売りたくてお店やってるんじゃないわけで、
コーヒーとか哲学とか、精神性の高いものを、胸を張ってやっていこうじゃないか。(ん? 実によく似た名前のチェーン店があるな…笑)
………
と、よっちゃんが超男前なことを言ってくれたのです。
そうなんだよ! 私がモヤモヤするのはそこだよ。キャッチーさで上手くやってるのが、下品に見えてしまう。これは、どの分野でもそう。
中身はないけどなんだかキャッチーな意識高い系ポストとか、キラキラスピリチュアル系の、セッ◯スとか金とか俗丸出しに書いてるFBポストを見ると、ゾワゾワする(なので、最近は気に触るものは目に触れないように、フォローをオフにしてる)
こういうことをスピ系・引き寄せかぶれの人に言うと、「あなたはお金にブロックがある!!」「性にブロックがある!!」「ハートが開いてない!!」
みたく言われるのがもう、憤死できるくらいシャクなんだよ!!!(笑)(笑)(笑)
本質より、貢献「感」を刺激するような、夢を見させるような、ネツァクを強調したやり方が、好きじゃないだけだよ…。
私はどうも、そこまでスピに夢を盛れないんだよなあ。私のブログって、そういう意味ではワクワクしないでしょ?(笑) 本質的じゃない、フワフワしたことはどうしても書けないんだよ。
でも、その夢を盛ったり、渇望感を煽るやり方の人の方が注目集めてることに、拗ねてるの

拗ねて、自分の言ってることなんか大したことじゃないんじゃないか、って、変なところで自信がない。言ってること自体には自信があるのに、人気や承認がそこまでないと、自信が揺らぐ。
自分でも嫌なんだけど、なかなかこのループから抜けられなかった。
でも、よっちゃんとの対話で、人気やお金っていうのは、ある意味ネツァクを使ってるだけ、キャッチーなだけ、というところが、ちょっと腑に落ちてきて、そろそろその世界を卒業できそうかも。
これまで結構綺麗めなことを書いてきたけど、いわゆる天秤座木星的な、対人関係での葛藤を誰よりも食らって、磨かれているのは私かもしれない(笑)
なんかね、最近そんな風にすごくイライラしては抜け、イライラしては抜け、を繰り返してる。もしかして妊娠したかな? と思うくらいだよ。(本当に妊娠してたら笑ってください
)

占星術やカバラじたいは、何千年もの歴史に耐えてきたものだし、タロットもその体系を引き継いで数百年、練り上げられている。
でも、それに乗っかっている形の昨今のキャッチーな開運ブーム的なものは、おそらくそう長くは続かない予感がするなー。だって、本質的じゃないんだもん。
まあ、本質的じゃないから、すべからく駄目かといえば、そんなことはなくて、これは純粋に私の好みだと思う。私は、好きじゃないの。
私の月星座は、土星がルーラーの、ワクワクしない山羊座です。それがオポジションで、蟹座の金星を抑圧してます。あ、だからネツァクをあまり使えないのかな。
………だんだんこの、ネイタルの天体で自分の性質を説明しようとすること自体も、エゴの範疇というか、本質的ではないような気がしてきました。
そういう低俗な占いチックなところを超えて、宇宙や人の在り方を、数百年、数千年の奥義から、探求していきたいところです。しかめっ面で、よっちゃんと一緒にね(笑)
では、おやすみなさい
