どこから、何から書こうかな~
と久しぶりに戸惑うくらい、たくさん書きたいことがあります

英国キャサリン妃の産後の元気さにびっくりして、受講を決めたヒプノバーシングのクラス。どんな体験ができるのだろう? ずっと楽しみにしていました

本当に無痛だった! という体験談を語る人もいるヒプノバーシング。
原理的には、究極のリラックス状態に集中することで、自律神経をコントロールし、痛みを感じにくくしたり、実際に体がリラックスしていることで、お産がスムーズに進んだり…という感じです。
逆にいえば、不安や緊張を感じていると、体感的に痛みが強くなったり、お産がなかなか進まない…という身体反応が起こってくるのだそうです。
クラスでは、その詳しいメカニズムや、リラックスのための様々なテクニックを教わります。
1回目の龍ちゃんのお産は、ソフロロジー分娩という、似たようなリラックス系のお産法で産んでいるのですが
結論からいうと、今回のほうが物すんごい!楽でした

というか、振り返ると、前回はわたし、ほぼリラックスできてなかったと思います(笑)
初産の緊張、ということも大きいと思うのですが、ヒプノバーシングで教わったリラックステクニックの方が、意識には深く入りました。
今回のお産は、10分毎の陣痛開始から12時間ちょいかかっているのですが(経産婦にしては長め)、ほぼ終始体の力が抜けていたので、予後が超ラク!
前回は、陣痛に耐えるのも、最後息むのも全力を使い、終わった後はひどい筋肉痛でへろへろでした(それでも『大安産』と言われたのですが)。
今回の方が年いってるけど、明らかに元気です



産後に骨盤がガタガタなのは、お産のメカニズム上仕方ないので、無理はしないようにしていますが、キャサリン妃の元気さに通じるような、自分のこの体調にはとても満足してます

とはいえ………
お産の最中のことをいえば
私は、決して完璧なヒプノバーシングはできておりません;^_^A
途中までは順調で、無痛とまではいかないけど、陣痛をやり過ごすのが本当~に楽でした。
クラスで教わって、家でも練習を重ねた、イメージングを加えた呼吸法は、まさにナチュラルな麻酔

体感的に、本当に痛みが遠のくんですよ。(でも、薬じゃないんで、収縮痛である、という感覚はあります)
リラックスの力って、人間に備わった力って、本当に凄いんだなあと思わされました



ところが
前回のエントリーに書いた通り
お産の最中に、あるトラウマがよみがえってしまい、リラックスした精神状態を保てなくなったことで、私は、この魔法を自分で手放してしまったのでした

そこからは、よくドラマで見るような、阿鼻叫喚のお産ww
私、こんなシャウトが可能だったのね!
という新たな自分を発見してしまいました(苦笑)

冗談はさておき、そんなわけで、後半はちょっとヒプノバーシングとは呼べないお産になってしまったわけですが;^_^A
それはテクニックの瑕疵ではなくて、私自身の問題

逆にいえば、魔法が解けるとそういう状態になるものが、呼吸とイメージングだけで全然違う体感になることも実感できましたし、そういう意味では面白かったです(笑)
クラスでは、こういったリラックス状態を阻害するような不安やネガティブな思いを事前に解消するテクニックも教わるのですが
私、自分でもそんなトラウマがあること、出てくるまでわからなかったんですね;^_^A 感情を意識の奥に閉じ込めて、自分で鍵をかけていた模様で。
あんたその道の専門家じゃん、と突っ込みたい方はいるでしょうが、自分の事って一番難しいんですよ~。自分のプライドとか自我とかを守るためにロックが掛かるんで、自覚しにくくて。(なので、必要を感じた時は、人に見てもらいます)
あと、私は抑圧気質だと前回も書きましたが、感情の閉じ込め方が結構厄介です。おそらくリラックス系のテクニックは人より向いていない気がします(苦笑)
でもですね、
結局は、その魔法が解けた後の阿鼻叫喚(笑)の時間が、私のトラウマを解放してくれたんです。シャウトしてるにもかかわらず、とっても幸せな時間でした
不思議ですね~。

スピリチュアル的に解釈すれば、この時に出てくるべくして出てきたトラウマだし、この体験は娘がくれたプレゼントなんだと思いました。(これは確信)
………
では、私のトラウマとはなんだったのか?
長くなりそうなので、エントリーを分けることにします

続きはまた次回に


