7月は3冊読みました。
少ないです。 やはり読みづらい作品ってあるんですよね。
初めましての川瀬七緒さんは「女學生奇譚」
これは、予想外のことが後半に集中して
伏線回収もあって、続きがありそうな気配で
ドグラ・マグラも連想できて楽しかった。
ただ、他の2作がねぇ・・・
森見 登美彦氏は 「きつねのはなし」と「有頂天家族」が
お気に入りだったんだけど、宵山万華鏡は、
ちょうど宵山の日に読んでいたにもかかわらず
内容がぶっ飛びすぎてダメでしたぁ
紺野 天龍さんの幽世の薬剤師 については
神薙虚無最後の事件が割と楽しかったので手に取ったものの
キャラが弱すぎて、似たようなシチュエーションの
他作品のキャラを連想してしまい、お手あげ┐(´-д-`)┌
これは2冊買ってしまったから、続きも読んだけど
もう買わないε=( ̄。 ̄;)フゥ
やはり、読書は楽しみたいものです。
7月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:952
ナイス数:93幽世の薬剤師 (新潮文庫)の感想
二度目ましての作家さん。 神薙虚無最後の事件が割と楽しかったので手に取った。 異世界で薬師で、しかも漢方!アンテナが反応しました。 しかしだ!好きな人にはゴメンナサイ<(_ _)> キャラが弱すぎるから、読んでいて 連想するのが他の小説やアニメのキャラだった。 色んな物語をとりあえず繋げた感じ? 入口は「十二国記」で、入ってからは「犬夜叉」で 「かくりよの宿飯」もあって、「薬屋のひとりごと」や 「異世界薬局」もあって、溜息しか出なかった。
読了日:07月28日 著者:紺野 天龍宵山万華鏡 (集英社文庫)の感想
「きつねのはなし」と「有頂天家族」がお気に入り。 久しぶりに読んだのが偶然にも宵山。 万華鏡ということから、キャラを狭い空間に 放り込んで、覗き見た世界というのでしょうか。 仕切られた世界と、隣り合った世界。 全部読んで初めて納得できたんだけど、最初は とっ散らかり過ぎて、気味が悪かった。 遠野物語とも、常野物語とも違う異質な恐ろしさ。 子どもと赤い浴衣と兵児帯のヒラヒラが、金魚の 尾びれと重なって、強烈に刷り込まれた感じ。 これは合わなかったぁ~
読了日:07月20日 著者:森見 登美彦女學生奇譚 (徳間文庫)の感想
初めましての作家さん。 この本を読んではいけない・・・ 兄が残したメモと持ち込まれた呪いの本。 オカルト雑誌の編集長から取材を依頼され、 恐怖を感じることができないフリーライターの八坂と 腕はいいが堕ちたカメラマンの篠宮が動き始める。 オカルトネタのつもりの取材だったが・・・ 真っ先に「ドグラ・マグラ」を連想したんだけど 違う方向にシフトして、最終的にはサスペンスに! ある気付きによって、予想外のものまで発見。 そして、とんでもないところに行きつく。 これは別の意味で怖いわぁ~(〇o〇;)
読了日:07月12日 著者:川瀬七緒
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