4月 読書のまとめ | mokkoの現実逃避ブログ

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4月は4冊しか読めなかったぁ
GWと不幸事とかあったからかな・・・

とりあえず、面白かったのは最後に読んだ
東野圭吾さんの「変身」
最後までハラハラドキドキしました。
次は初野晴さんの「水の時計」
あとの2冊は・・・合わなかったぁ~(^◇^;)

5月は楽しい読書ができるといいなぁ~

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1264ページ
ナイス数:37ナイス

変身 (講談社文庫)変身 (講談社文庫)感想
「お利口さん」と呼ばれている主人公の成瀬は、 不動産屋で強盗に遭遇し、頭を打ちぬかれたものの 脳移植手術により奇跡的に回復したのだが・・・ 少しずつ変化していく自分への恐怖が結構リアルで その変化の具合が堂本教授と、成瀬の恋人である葉村恵の日記で 外側からみた成瀬の変化が伝えられるので そのドキドキ感はたまらなかったです。 ドナーの正体については、早い段階でわかっちゃったけど その後の想像がつかない。 成瀬にしてみたら、悲劇ではあるけれど、最後の選択だけは なんというか、ある意味ハッピーエンドなんだと思う
読了日:4月25日 著者:東野圭吾
恋都の狐さん恋都の狐さん感想
初めましての作家さん。 舞台は奈良。20年間彼氏なしの女子大生が恋愛成就を願って 訪れた豆まきイベントで、落とした鈴を拾ってくれた狐面の男。 出会いのシチュエーションはバッチリだったのに 奈良のイベント解説を絡めたイベント巡りが長すぎて 気付いたら恋愛モード全開になっていた。 一番大事な恋の初め部分が描かれてない。 ドキっとする瞬間とか、戸惑いとか葛藤を無視して いきなり切ない乙女の心理描写されてもついていけない。 しかも、結末は予想外で、何をしたかったのかがわからない。 酷い消化不良を起こした感じです。
読了日:4月18日 著者:北夏輝
竜を駆る種族 (ハヤカワ文庫SF)竜を駆る種族 (ハヤカワ文庫SF)感想
未来のお話し。舞台は惑星エーリス。 その星を支配するバンベック家とカーコロ家は竜を戦闘用に 飼育し、互いの領土争いに利用している。 それとは別の存在として、独自の教義を持つバラモン一族。 時を隔ててエーリスに侵略軍を送ってくるベイシック(通称とかげ)。 この4つの勢力が、それぞれの目的の為に戦う・・・ これは男の子向けのSFなのかもしれない。 SF苦手なので、消化しきれずに終わってしまいました。 竜が飛ばないことがショックで・・・ スンマセン<(_ _)>
読了日:4月12日 著者:ジャックヴァンス
水の時計 (角川文庫)水の時計 (角川文庫)感想
葉月は事故で脳死となり、臓器提供の意思を伝えられなかった。 ありあまる資産を使って延命措置がとられていたが奇跡が起こり 月明かりの中でだけ、言葉を発せられるようになった。 「幸福の王子」が、自身の体(宝石等)を鳥に運ばせたように 葉月は自らの臓器の提供者選択と運搬役として高村昴を選んだ。 単に臓器移植という話だけではなく、死の定義とか、 どこで一線を引くかという事も、すごく考えさせられました。 ただ、葉月が昴を選んだ理由とか、いくつか不鮮明な部分があって もう少し突っ込んでほしかったと思ってみたり・・・
読了日:4月6日 著者:初野晴

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