6月は6冊読みました。
ページ数の割に読めたのは好きなシリーズがあったから。
やはり一番は「Ave Maria アヴェ マリア」
番外編だけど、本編「原罪の庭」に深く関わってる。
ネタバレになってるから、本編を先に読んでほしい。
読んでいて本当に苦しくて引きずりました。
だから、番外編とはいえ読むまでに時間がかかりました。
やはり好きなシリーズは、スイスイ読めます。
2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2649ページ
ナイス数:43ナイス
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
読了日:6月30日 著者:道尾秀介
人魚は空に還る (ミステリ・フロンティア)
読了日:6月25日 著者:三木笙子
失楽の街 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)の感想
建築探偵シリーズ第10弾(通算14)&二部完結。 今回の舞台は東京。メインキャラ達はまだマレーシア。 前作とちょっとだけ被ってます。 家出少年の行方と爆弾テロと元W大教授の息子の死の真相。 狙われたW大と神代教授宅。 ジメっとして粘着質で変に熱い思考が入り乱れて 本当に梅雨のような心模様ですよ。 蒼も爆弾テロに巻き込まれたために、京介が警察に協力することに。 テログループ『火刑法廷』の目的とは? さりげなく過去キャラが登場してて、京介ファンには たまらないシーンもあって妄想炸裂してしまいました。
読了日:6月22日 著者:篠田真由美
Ave Maria アヴェ マリア (講談社文庫)の感想
建築探偵シリーズ番外編。(通算13作) このシリーズは出版順に読んだ方がいいです。 『原罪の庭』のネタバレになってるので、先にそちらを読んでください。 薬師寺事件から14年。 時効が近くなると、にわか探偵達が騒ぎ出す。 そして自尊心の為だけに悪意が蒼を包囲し始める・・・ 悪意の手は翳にも向けられ・・・ 過去と向き合う決意をする蒼だが・・・ いやぁ~色んな意味で心臓に悪かったです。 終わりよければって感じですけど、薬師寺事件の 新しい事実も明らかになります。 蒼は本当にステキな人たちに囲まれていてよかったぁ
読了日:6月12日 著者:篠田真由美
夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))の感想
初めましての作家さん。 こんなにハラハライライラドキドキのSFって読んだことない。 原因は主人公のダンが、あまりにもお人よしで 研究バカで、猫のピートが大好きで、それだけならいい。 裏切られ、大切な発明品まで奪われ、更にどん底に落とされる。 読んでるこっちの方が歯ぎしりし過ぎて顎が疲れる。 しかし打たれ強いというか、諦めない。 無謀なようで着実に地味に苦い経験を活かしてる。 そしてさりげなく書かれた行動の節々に伏線が張ってある。 なんてステキな辻褄合わせ。 やはり読む作品の結末は明るい方が断然いい
読了日:6月8日 著者:ロバート・A・ハインライン
恋恋蓮歩の演習 (講談社文庫)の感想
Vシリーズ第6弾。 前書きにもあるように、すぐに事件は起きません。 事件が起こる前の人間関係やら行動が淡々と 目の前を通り過ぎていきます。 そしてタイトル通り?恋のお話。 羽村と大笛の話にトキメいて、紫子ちゃんの想いも 乙女全開で微笑ましいやら切ないやらで、ドキドキです。 なんせ相手が保呂草だから・・・ でも最後の最後でやられたぁ~ やっぱり保呂草は、ちょっと嫌だわ(-。-;)
読了日:6月2日 著者:森博嗣
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