1月からようやく仕事再開しまして
通勤読書も復活です。
しかし、相変わらず読むのが遅い(^◇^;)
1月はドラマに触発されたとは言え
ずっと積んでいた「すべてはFになる」が
年を跨いで最初の1冊になりました。
ドラマは観てないです。
想像していたキャラと違ったので
シリーズを読み終えてからドラマを観る予定。
ところが何気に検索をしていたら「薔薇忌」なるものを発見
何やらmokkoの好きそうなニオイがしている。
ってことで、数冊まとめ買いしてみました。
これが大当たり!
ってことで、1月に読んだ本はランクつけられず
全てが好みってことになりました(^◇^;)
現在、皆川祭り続行中です。
2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1511ページ
ナイス数:70ナイス
鳥少年 (創元推理文庫)の感想
本作は、確かに幻想と言えば幻想なんだけど ミステリ調のものから、ホラー調のものまであって 幻想との境があやふやな感じがたまらない。 もちろん、それを感じるのは、ラスト。 今までのは何だったの?ってなくらいに いきなり引っくり返される。 あぁ~これがたまらない。 来るぞ来るぞって感じが全くしない。 本当にいきなり引っくり返される。 本作では女の物語が印象深い感じがしました。 やっぱり女の執念というか情念って怖いなぁ~と思ってみたり・・・ 今回も楽しませていただきましたぁ~♪
読了日:1月28日 著者:皆川博子
結ぶ (創元推理文庫)の感想
「薔薇忌」では、腐乱する様ですら、幻想的に 美しく描いていたのに、本作では、よくよく考えるとグロイのに 何故かコミカルな感じで書かれていてグロさを感じない。 現在と過去を行ったり来たりしてるうちに 不思議な浮遊空間の中を漂っていて いきなり結末を突きつける。 その結末が郷愁だったり、恐怖だったり、混沌だったりと その度に違う感情が湧きあがる。 色んな人が言ってるけど、これは中毒性がある。 次から次へと欲しくなる。 たまらんです(*´◇`*)
読了日:1月23日 著者:皆川博子
薔薇忌 (実業之日本社文庫)の感想
初めましての作家さん。 90年代に出版されたものの復刻版のようです。 舞台に携わる者たちの妖しい短編集。 ミステリというよりは、幻想譚といった感じです。 でも短編集なのに、どれもこれもヤバイ。 舞台に携わる者達の話だから、どうしても妖しくなる。 だけど文章の持って行き方がヤバイ。 起承転結を当てはめるとするなら 起承~~~~転?結!!工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工 って感じかなぁ~ 最後の1ページで、一気に幻想に変化するというか・・・ こういうのは初体験です。ヤバイです。面白かった。
読了日:1月14日 著者:皆川博子
すべてがFになる (講談社文庫)の感想
S&Mシリーズの第1弾。 なんと本作がデビュー作とは! 本当は4作目なんだけど1作目に持ってきたらしい。 理系ミステリと呼ばれているそうですが、 確かに専門用語バンバン出てきますが気にならない。 孤島というだけで密室が成立するのに、ハイテク研究所の 更に厳重管理の1室で起こった3重の密室殺人。 しかも猟奇的。それはそれは衝撃でしたよ。 トリックはサッパリわからなかったけど 作品からイメージしてたのと全然違って すっごく面白かったです。
読了日:1月10日 著者:森博嗣
読書メーター