「ぐんじょ」と群青 | mokkoの現実逃避ブログ

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先日、群青色を「ぐんじょ色」と間違って覚えていた事に続き
「ぐんじょ」が方言であったということさえ知らずにいたことが判明。

で、mixi友のお父上が青森出身ということで確認してくださいました。
青森では「ぐんじょ」もしくは「ごんじょ」と言うそうで
五臓六腑の五臓が訛ったものらしいです。
いわゆる、mokkoが言っていた毛虫を踏んづけた時に出る
臓物のことであっていたわけで、間違いなく方言でした。

そして、オカンにも確認してみました。(先に聞け!)
はやり「ぐんじょ」は青森の方言で臓物のことだとわかっていた。
しかしだ!!オカンも、色鉛筆の「ぐんじょ色」は
この「ぐんじょ」の色だと思っていた訳ですよ。

もしかして、青森の人は群青色=臓物色と認識してるのでは?
と、思ってしまったんですよぉ~
で、青森の友達にメールしましたよ!一応、2名に・・・
二人とも、やはり「ぐんじょ色」=「臓物色」と思っていた。

でもね、その1人が、ぐんじょ色って、緑がかった青のことでしょって・・・
臓物の「ぐんじょ」は確かに緑色がかった青です。
どう考えても、群青とは違う・・・

もしかして、ぐんじょ色って存在するのか?という疑問が湧いてきた。
で・・・ググってみた。

うぁ~!!出るわ出るわ・・・
「ぐんじょ色」がいっぱぁ~い!!
しかも、色を専門に扱ったサイトにはぶつからなかった。
これ書いてる全員が青森出身とは思えない。

更にページを捲っていくと、面白い記事に行き当たった。
昔のテレビCMで「赤 ミドリ 青 ぐんじょいろ キレイ」という
CMが流れていて、「ぐんじょ色」という言葉の響きが面白くて
学校でマネが流行った・・・というもの・・・
しかも、同じような記事が2つも・・・

ってことは、「ぐんじょ色」というものが、やはりあるのか??

ますますわからなくなってきた・・・(;-_-;)
mokkoの群青のイメージは、深い青。
それを的確に表現してくれたと思ったのが長野まゆみさんの小説で
「綺羅星波止場」の一説。

『大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、
それはやがて砕かれ「群青」になるという。』
その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう二人の少年・・・

この話からいうと、ラピスラズリのことだと思う。
http://www.aquarius-stage.com/content/stone/lapislazuli.html
もう一つ、アズライトという鉱石からも採れるといいます。
http://www.aquarius-stage.com/content/stone/azurite.html

どう考えても「ぐんじょ」のイメージじゃないでしょ・・・
まぁ、昔から「どうでもいいこと」に興味を持ってしまう体質なので
今回も、こんなところで引っかかっているmokkoなのです。