土曜日は来客がないので、大いに気がゆるんでいる。
ランチを買いに行くため、エレベーターに乗った。
中にモップが入っていて、ワックスの臭いがしていたので
業者がビルの清掃をしているのはわかっていた。
エレベーターが１Ｆに到着する前に、外の話し声が聞こえたので
１Ｆで待ってる人がいるなぁ～と思い、扉から少し離れて立った。
以前に、乗り込もうとした人に仰天されたことがあったから・・・(;-_-;)
そして扉が開いた瞬間にmokkoの目に飛び込んできたのは
作業服を着た若いスリムなお兄さん！！(〃▽〃)ポッ♪
しかもぉ～
よりにもよって、首元がユルメのＴシャツ着てるから
鎖骨がモロ見えだったのよぉ～( ♡∀♡) ～♥♥♥
思いっきり気がゆるんでいた上に、鎖骨フェチのmokkoは
瞬間的に腰砕け（*￣ T T ￣*）
しかし！がんばったぁ～！！(*￣_￣)９
クラクラしながらも、財布を強く握り締め、平常心モードに切り替えた。
そして気付いた。
エレベーターの出口付近一帯がワックスまみれになっている。
あ・・・作業中だったのね・・・
飛び越せそうな気もするが・・・と思ったところで
ギリギリ平常心を保っているmokkoに不意打ちを喰らわせるかのごとく
お兄さんは「僕の足を踏んでください」と
サッと白いスポーツシューズを履いたおみ足を出された・・・
ななな・・・なんですとぉ～
ヾ(０д０∥)ノ (○д◎|||) (*゜д゜*) (○∇○) (/*＠д@)/"
平常心の鎧は見事に弾け飛んでしまったぁ～
そんなmokkoの激しい動揺に気付きもしないお兄さんは
ニッコリ微笑んで手を差し伸べてくれる・・・
ほ・・・微笑むなぁ～！！！！（(◎)＿(◎)）
うろたえながらも「そそそんなぁ～」と情ない声を出してしまった。
横にいたおばちゃんが、無感動に「そりゃバランス悪いよ」と一言。
「あっ！そうか」と照れながら、きれいなモップを置いてくれて
また手を差し伸べた。
だだだから・・・手も差し伸べてくれなくていいってばぁ！！
それでなくても鎖骨がチラついてクラクラしてるんだから
余計なことをしないでくれぇ～（mokko 心の叫び）
意地でバランスをとりながらモップを踏みつけて、
ワックスの川を飛び越え、心臓バクバクさせながらホールを抜けた。
しか～～～し！！！
試練はこれだけではなかったのよぉ～
外に出たら、戻らなければならないわけで・・・
買物している間に作業が終わっているはずもなく
作業中のおばちゃんに「スミマセン」と頭を下げ
作業服のおじさんに頭を下げ・・・
そしてエレベーターの前には、やはりお兄さんがぁ～
再び、財布を堅く握り締めて心の準備をする！
お兄さんはmokkoを見るなり、エレベーターのボタンを押してくれて
「何度も申し訳ありません」と頭を下げるmokkoに
顔の前で大きく手を振り「こちらこそご迷惑おかけしてます」と・・・
さ・・・爽やかだぁ～(〃▽〃)ポッ♪
そ・・・そしてやはり、鎖骨がまぶしすぎるぅ～（*￣ T T ￣*）
エレベーターが到着して扉が開くと「滑りますから」と
また手を差し伸べてきた・・・
そそそ・・・そんなぁ～・・・
今ここで、あなたの手を掴んでしまったら
mokkoは間違いなくあなたをエレベーターの中に引きずり込む！
今が満月の夜でなかったことに感謝しなさいと
心の中で叫びながら、エレベーターの箱に乗り込もうとしたら
あろうことか、重心を置いていた軸足がツルっと後ろに滑って
クエッとなった・・・ヽ(ノ－◇-)ノ
瞬時にmokkoの太い二の腕を掴むお兄さん!!(゜ロ゜屮)屮
ももも・・・もぅ何がなんだか(￣□￣|||)
ジタバタとエレベーターの箱に飛び乗り┌┤;￣▽￣├┘
辛うじて心の虎を封じ込めてお礼を言うと
「出口付近もまだ滑りますから気をつけてくださいね♪」と
またも爽やかな笑顔がぁ～（*￣ T T ￣*）
即行でエレベーターの扉を閉め、
(。・▽・。) ホッと溜め息をついて自分の手を見たら
よほど堅く財布を握り締めていたのか指先が真っ白になっていた。
そして・・・
買ったものをデスクの上に出して愕然としてしまった・・・
ガスコンロを使って作る「天ぷらうどん」と苦手な「豆のサラダ」
こんなの食べられない・・・
よほど動揺していたんだろう・・・
買いなおしに行く勇気もなく、非常食にとっておいた
カップヌードルを食べましたとさ。
つ・・・疲れた・・・ （ ｏ ＿ ＿ ） ｏ～†
たかだかエレベーターで上下するだけのことに
１日の全精力を使い切ってしまった・・・
願わくばパワーストーンの神様
どうか年相応の活気ある年下男をmokkoに与えたまえ（＞人＜；）
バサッ~~~＼(‐￣ )))((( ￣‐)／~~~バサッ (-人-)(-人-)(-人-)