発売日:2017/9/23
文 庫:272ページ
ISBN-13:978-4041052631
ベストセラー作家は吸血鬼!?
文芸編集者、新作原稿のために日参中……。
作家・御崎禅の担当になったあさひは、新作に
とりかかってもらおうと必死だ。
しかし御崎の下には人外が起こした事件が日々
舞い込んでくる。
ある日、死者が公園に現れるという噂が流れて
行ってみると……。
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シリーズ第2弾
2019年8月22日に1巻を読了↓頂いた本です。
Mirokuさんに頂いた本です。
↑クリック レビュー
いつでも続きが読めると思っていたら
5年も経ってました(;^_^A
何故今なのか?
それは「准教授・高槻彰良の推察シリーズ」に
警視庁捜査一課・異質事件捜査係(異捜)の
林原夏樹が登場してたからです!
絶対に読むぞ!と気合いを入れたものの
他のシリーズ物を読んでいたので遅くなりました(;^_^A
高槻彰良シリーズに出てくる夏樹も優しくてステキな
キャラなんだけど、こっちでは、ほぼサブキャラです。
こっちの作品世界では、人間に交じって妖怪等の人外が
普通に暮らしている。
しかも人外は野良を除いて登録制になっている。
そして、何が嬉しいって。映画の蘊蓄がワラワラと
出てくるからです!
第1巻では、ヴァンパイア系映画がたくさんあって
久しぶりに小躍り ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
むろん、本編も恋人を探し続ける御崎禅の「輪舞」が
超絶ヒットして、新作を待ち続けるファン多数。
編集担当:あさひもコアなファンの一人なのです。
実は、輪舞は、御崎禅自身の話だったりする。
切ないですねぇ~
あ・・・久しぶりに脱線しました<(_ _)>
第一章 死者のよみがえり事件
・・・ゾンビは肉を食べるのか?
あるお宅のご主人が亡くなったが、そこの
小さい子供とご主人が公園で一緒にいるのを
見たという噂が持ち上がり・・・
第二章 美女の首抜け事件
・・・アリエルがうらやましいと、彼女は言った
出版社に御崎禅以外の担当作家から連絡があった。
スランプだと言っているが、話を聞いてみると
真剣に彼女のノロケ話をされたのだが・・・
第三章 ドッペルゲンガー事件
・・・それでも決して譲れないものがある
担当作家との打ち合わせを忘れてたあさひは
会ってもいないのに、アドバイスを喜ばれた。
モンモン悩んだ末、夏樹に連絡したら怒られた。
そのまま御崎禅のマンションに向かう時・・・
【extra】 あたしのご主人様のこと
御崎禅のマンションに同居しているルーナ。
大昔、彼女が子猫だった頃、御崎禅と出会った。
大けがを負い死ぬ寸前に・・・
読書メモ φ(・ェ・o)メモメモ
鬼編集?の瀬名あさひの必殺技は
〆切の設定と原稿の催促。
究極奥義は涙目で見上げてくることです。(○ ̄m ̄)
「必ず殺すと書いて必殺技ですからね、それの究極奥義
ですからね。それはもう大変なものが来ます。
そんな技を自覚なしに放っていたとは、恐ろしい人ですね」
猫はお金ではなく思い出を貯めるのだ。
そして、折につけ夢の中で思い出を反芻する。
猫がしょっちゅう眠るのは、そういう楽しみを
知っているからだ。
ルーナちゃんの淹れてくれるTWG Teaが飲んでみたい。
できるならアールグレイ以外でお願いしたい。
っていうか、本当にあるお店だったのねぇ