バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件/藤木 稟 | mokkoの現実逃避ブログ

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発売日:2017/2/25
文 庫:304ページ
ISBN-13:978-4041049877

シリーズに欠かせないあの人物達の一日とは? 
バラエティに富んだ短編集!

FBI捜査官ビル・サスキンスが遭遇した奇妙な誘拐事件に
マギー・ウオーカー博士の危険な休日。
若き日のローレンが活躍する《独房の探偵》再び!
そして平賀とロベルトの休日などファン必読の短編集第3弾!
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バチカン奇跡調査官シリーズ 番外編
短編集 第三弾です。

「チャイナタウン・ラプソディ」
  FBI捜査官ビル・サスキンスの部下:ミシェルの
  フィアンセが誘拐された。その理由とは?
  同時に起こった兵馬俑消失事件とは?

「マギー・ウオーカーは眠らない」
  科学の祭典に出席したマギーは、気分転換に車で外に
  出たのだが、そこでマフィア絡みの事件に遭遇。
  偶然助けた6歳の男の子とマギーとの奇妙な逃亡譚。

「絵画の描き方」
  油絵の鑑定を頼まれた平賀は、ロベルトに協力を求め
  中性の絵の具の鑑定や、背景を調べるのだが、そこで
  出てきた真実とは・・・

「ゾンビ殺人事件(独房の探偵)」
  土の中から飛び出てきた手!ホラー映画ばりな事件に
  アメデオはローレンに協力を依頼。
  調査結果だけを見て、ローレンが導き出した結論は!


ビルの部下のミシェルに婚約者がいたのが驚きで
それが中国の伝説的な一族のお嬢さんだったとわ(〇o〇;)
始皇帝の話が出てきて、キングダムを連想してしまった(^◇^;)

絵画と絵具の歴史の蘊蓄が楽しかったぁ~

ローレンを崇拝するフィオナも、可愛いんだけど謎!
そして、眼鏡屋さんの仕事人っぷりがカッコイイ!

だけど、今回はやはりマギーの話が楽しかったぁ~
科学脳のマギーが、よりにもよって、6歳男児を保護して
逃走劇を演じるだなんて、想像できなかったぁ
っていうか、不器用すぎるが科学以外で頭を使って
悪戦苦闘する様が楽し過ぎましたぁ!
オチもさすがでした!!この話が一番好きかもぉ~♪