ページ：202ページ
発売日：2002/8/20
2003/10/01読了
出会いから１年を経て、高等部に上がって新聞部で
写真を撮り始めた凛一は、京都の大学へ入学し
フットボールで活躍を続ける氷川を思いながら
ひとり過ごしていた。
そんなある日、有沢という謎めいた上級生が現れ、
彼の強引さに戸惑いながらも惹かれてかれていく自分に
心乱れる。
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凛一シリーズ第２弾
前作で氷川と微妙な状態で終わっていたので
少しは進展するものかと思っていたのだが
どうやらすんなり行きそうにない。
高校生になった凛一は写真部に入り、１つ先輩の有沢と出会う。
有沢は凛一をモデルにしたいと申し出た。
何事にも囚われない有沢と、囚われている凛一。
凛一の周りの人間模様は複雑過ぎ。
正午と省子もやたらと目についてきたし
祖母は嫁候補を家に住まわせようとしてるし
千尋は結婚してしまうし・・・これはショックだろう。
氷川は凛一の好意を拒まないくせに
自分から積極的にもならない。
そこに強引な有沢が出てきたとなったら
そりゃ揺れるでしょ(^◇^;)
ライバル出現か？単なる浮気か？
うーん。じれったい。
このじれったさがいいのか？
長野さんって小物使いが本当にうまいと思う。
蚊帳とか香とか和風の小物が静かな雰囲気を
より効果的に演出してるし♪
背景が和の世界なだけに、心地よい後味が残ります。
キュンキュンしながら続きを読みましょう♪