ページ数:347P
発売日:2007年06月
大切な人を失ったダレンは、ハーキャットと二人、
シンク・ド・フリークへ。
みんなのやさしさにいやされかけたとき、
サーカスを訪ねてきた者は―。
ハーキャットの正体にせまる、シリーズ第10作目。
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シリーズ第9弾。
敵対する半バンパニーズのスティーブとの闘いで、ダレンは、
クレプスリーを亡くしてしまいます。
父のように慕っていただけに、ダレンの孤独と絶望は果てしなく
その死に向き合えないでいた。
けれどトラスカの言葉でやっと涙を流すことができた。
そしてハーキャットは、自分の前世は誰だったのかを
探す旅に出る。
もちろんダレンも同行するのだが、不気味というより
グロい!キモい!
ヌメヌメした巨大ガエルが守る卵って・・・
ワニが蠢く沼地を濡れ濡れになりながら進むって・・・
そして竜まで出てきたぁ~
そういえばハーキャットの夢にも竜が出てきてた。
この話はどこに向かおうとしてるんだ?って思ったほど。
竜に襲われ、気が付いたら見知らぬ小屋の中にいて
海賊出身の漁師の男に助けられたことで旅の仲間に加わる。
ミスタータイニーの予言に従って旅を続け
たどり着いた精霊の湖でハーキャットの正体がわかります。
意外過ぎるハーキャットの正体には驚きましたぁ~!
更に仕込まれていたアナグラムには鳥肌立ちましたよぉ~
そして、ダレンとハーキャットが行った世界もまた
予想外の世界でしたぁ~
今回はハーキャットの前世を探す旅がメインでした。
「傷ある者の戦」を見届ける為に、次を読みます。